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広島・尾道に「黒い巨大生物」が生息? その正体とは

  • 2022.10.28
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[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2022年10月5日放送の「キニなるぅ」のコーナーでは、尾道にいる巨大生物について取り上げていました。

山崎菜緒アナウンサーが調査したのは黒い「恐竜」です。

横浜ゴムの公式サイト(https://y-yokohama.com/csr/related/12/)より引用

これはなんと、タイヤで出来た恐竜。そのクオリティの高さに驚愕です。

同じ敷地内にはティラノサウルス、ステゴサウルス、そしてビックリーという3体の恐竜がいます。

製作したのは、建築車両などに使用される大型タイヤを製造している「横浜ゴム尾道工場」。

同工場の寺岡成樹さんと谷口さとこさんによると、一番大きいタイヤの直径は約3.5メートルで、鉱山などで使う建築車両用のものだそうです。

でも、どうしてタイヤで恐竜を作ることになったのでしょうか。

恐竜ブームに乗っかって...

3頭の恐竜たちが作られたのは、1993年から年1体ずつ。新しいタイヤを作るために出る試作用タイヤをどうにか再生できないかと考えた結果です。

93年は、映画「ジュラシックパーク」が公開され恐竜ブームに。「恐竜を作ればきっと子どもが喜ぶはず!」と乗っかったものの、その道のりは簡単なものではなかったといいます。

「二度と作りたくないですけど、出来たときの達成感は凄かった」

と谷口さんは話します。

ビックリーにはタイヤが124本、ステゴサウルスには77本、そしてティラノサウルスには76本が使用されているということで、製作はかなり大変だったそう。

横浜ゴムの公式サイト(https://y-yokohama.com/csr/related/12/)より引用

最初のビックリーは、完成までの1か月半、通常業務をこなしながら従業員総出で毎日深夜1時ごろまでの作業で疲労困憊。タイヤを切るのもすべて手作業で体力の限界。

雪の日も懸命な作業を行い、クリスマスイブの夜、ついにビックリーが完成したのです。

超巨大で迫力が凄いですね。

(ライター:momiji)

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