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エキゾチックな味わいの"ローストビーツのサラダ"

  • 2022.10.28

ローストしたビーツは、甘味がギュッと凝縮。塩気が強くてちょっとクセのあるフェタチーズ、香りの強い葉野菜やハーブなどと合わせると、個性的でエキゾチックなサラダになります。秋のおかずをおいしくするスパイスとハーブ使いをスパイスの達人・小堀紀代美さんに教えてもらいました。

エキゾチックな味わいの"ローストビーツのサラダ"

■“ローストビーツのサラダ”のつくり方

ビーツ、フェタチーズとも、小さめに切ったほうが味がよくなじみ、食べたときのバランスがよくなります。フェタチーズの代わりにブルーチーズを使っても美味。

使ったスパイス&ハーブは
コリアンダーシードはレモンとセージを合わせたような爽やかな甘い香り。黒胡椒は爽やかでありながら刺激的な辛味。コリアンダーは独特の風味があり、切って使うとさらに強くなる。

スパイス、ハーブ
スパイス、ハーブ

◇材料 (2~3人分)

ビーツ:1個(350~400g)
フェタチーズ:30g
コリアンダー:1束
ルッコラ:15~20g(またはクレソン)
コリアンダーシード:小さじ1
★ ドレッシング:
・ 赤ワインビネガー:大さじ1
・ 塩:小さじ1/3
・ 砂糖:小さじ1
・ 赤玉ねぎ:大さじ2(みじん切り)
・ オリーブオイル:大さじ2
粗挽き黒胡椒:適量


(1)ビーツを焼く
ビーツはよく洗ってアルミホイルで包み、バットにのせる。180℃のオーブンで90~120分、竹串を刺してスーッと通るまで焼く。粗熱が取れたら皮をむいて小さめの一口大に切る。

ビーツを焼く
ビーツを焼く

(2)チーズ、スパイス、葉物の下準備
フェタチーズは小さめの一口大に切る。コリアンダーは根を切り落とし、葉と茎をざく切りにする。ルッコラまたはクレソンは冷水に放してシャキッとさせ、水気をしっかりときる。

(3)混ぜる
ボウルにドレッシングの材料を入れて混ぜ合わせ、1のビーツを加えて混ぜ、2を入れる。コリアンダーシードをつぶして加え、ボウルの底から大きく混ぜる。味をみて足りなければ塩(分量外)でととのえる。

コリアンダーとコリアンダーシードで香りをプラスするのが、おいしさの決め手。コリアンダーシードは平らなバットなどで軽く押しつぶすかすりこ木でたたく。
コリアンダーとコリアンダーシードで香りをプラスするのが、おいしさの決め手。コリアンダーシードは平らなバットなどで軽く押しつぶすかすりこ木でたたく。

(4)盛りつける
器に盛り、粗挽き黒胡椒をふる。

完成
完成

――教える人

「小堀紀代美 料理家」

レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」主宰。確実においしくつくれるレシピにファンも多い。おいしいもの好きが高じて世界各国を食べ歩き、そんな経験から、スパイスやハーブ使いの達人でもある。


※この記事の内容は、「四季dancyu 秋のレシピ」に掲載したものです。

文:松原京子 撮影:邑口京一郎

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