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メーガン妃、「黒人女性は怒りっぽい」というステレオタイプを恐れる

  • 2022.10.27
Photo_ Max Mumby/Indigo/Getty Images
Meghan, Duchess of Sussex makes a speech on stage during the Opening Ceremony of the Invictus Games 2020 at Zuiderpark on April 16, 2022 in The Hague, Netherlands. Photo: Max Mumby/Indigo/Getty Images

メーガン妃がホストを務めるポッドキャスト「アーキタイプ」で、「怒れる黒人女性」というステレオタイプに当てはめられることを恐れるあまり、望みをなかなか口にできないことがあると明かした。最新エピソードのゲストに迎えたイッサ・レイは、俳優やクリエイターとして数々の賞を獲得しているが、エンターテイメント業界の黒人女性から、ビッチと呼ばれることを恐れるなと教わったという。友人たちに「細かくてうるさい」と言われるが、これは「誉め言葉と受け取っている」と語り、「私にとって、それは自分の望みを知っているという意味」と語った。

これにメーガン妃は「私もうるさい」とイッサの意見に賛同したものの、また別の側面もあることを告白した。「でも同時に、息をひそめ小さくなっている自分に気が付くこともある。あなたにも経験があるかわからないけど、一番恥ずかしく感じるのは、(希望を口にするとき)相手をうかがうように語尾を上げてしまうこと。そんな時は、『なんてこと、止めて!』と自分を制して、小さな声にならないように、身をすくめないように、必要なことを言う。自分で線引きしても大丈夫、明確にして良いんだから。要求することで、気難しいと思われたりしない。明確にするだけ、とね」

また俳優時代を振り返り、「オーディションの時、キャスティングシートに書かれていた黒人女性の描写は、いつもイライラしているか偉そうだった」とコメント。イッサがショーランナーを務めるドラマでは、黒人女性を機微のある多面的な人物として描いていることを賞賛した。

Text: Tae Terai

Photo_ Samir Hussein/WireImage
Photo_ Chris Jackson/Getty Images
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