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「家に帰りたくない…」夫の言葉にショック!共働き夫婦が余裕をもって暮らすために工夫したこと

  • 2022.10.27

息子の1歳の誕生日を機に私は育休から復帰し、わが家は夫婦でフルタイム共働きにとなりました。両親・義両親ともに遠方に住んでおり、コロナ禍のため友人も頼れない状況。復帰後毎日仕事も家事も育児も完璧にしようと頑張りすぎたら、寝不足により度々体調を崩すようになってしまいました。「夫婦2人ともフルタイムで子育てなんて、無理なのかな」⋯⋯そんな私の苦悩を解消してくれたのは、4つの工夫でした!

便利家電で家事をラクにする

仕事から帰って家事をしていると息子と向き合う時間がまったくない状態に。これではいけない、とまず取り掛かったのは、家事負担を軽減するために便利家電を手に入れることでした。手始めに食洗機と乾燥機能付き洗濯機を購入。

洗い・拭き上げ・収納に15分以上かかっていた食器洗いは、予洗い・食洗機スイッチオン・収納で5分程度に時間短縮! 洗濯にいたっては洗い上がったものを干す時間がまるっとなくなり、10〜15分程度の時間短縮に成功。短縮した時間は息子と一緒に遊んで過ごしています。

外食やテイクアウトを活用する

私は仕事に復帰してしばらく、息子のためにと毎日手作りでおかず3〜4品を頑張って作っていました。でも調理時間が長いとその間に息子が空腹で不機嫌になり、食べるころにはギャン泣きして結局作ったごはんを食べない……なんてことも。料理が得意ではない私は、作り置きなどは週末の1日を潰して料理に当てることになり、続きませんでした。

手作りにこだわるのはやめて外食やテイクアウトを程よく活用するようになると、自分の負担が一気に減り、息子へも余裕を持って接することができるようになりました。得意ではない分野は頑張るのもほどほどにすると、生活に余裕が出るのだなと私自身とても実感しました。

保育園に預けることをポジティブに捉える

1歳から保育園で日中過ごすことになった息子。「小さい息子と過ごせる時間は限られているのに仕事していていいのか」と、一時期は私が退職することも夫婦で考えました。でも住宅購入や教育費のことを考えると、稼げるうちに稼いでおかないととも思えて、息子のためになるのはどっちか模索しました。

その中で私の心を決めたのは、毎日息子に精一杯向き合ってくれて、親の子どもへの思いも理解し寄り添ってくれる保育士さんの存在。「こんなに息子に向き合ってくれる存在がいるなら、私も精一杯息子のために仕事を頑張ろう」と心から思えました。

夫婦でできる家事を分担し感謝も忘れない

ひとりで仕事・家事・育児を完璧にこなさなくては!と頑張りすぎていた私は、心に余裕がなく毎日がいっぱいいっぱい。その中で、夫のささいなひと言や小さな失敗ひとつでイライラし、怒りを爆発させ、毎週のように大喧嘩をしました。夫は怒ってばかりの私についに「最近、家に帰りたくない」とポツリ。

もともと仲はよかっただけにそのひと言がショックで、でも「毎日私はひとりでこんなに頑張っているのに」とやるせない思いになりました。冷静になり夫の立場から考えると、

「私が勝手に限界以上に頑張って、勝手にイライラして八つ当たりしているだけ」ということに行き着き反省。夫と家事を分担し、お互いにありがとうを伝え合うことを決め、それからはもとの仲の良い夫婦に戻ることができました。

仕事・家事・育児にと、自分のキャパシティー以上に頑張ると、自分も家族も苦労することになると、身をもって実感しました。ラクをすることは悪いこと・愛情がないことではなく、自分も家族も大事にすることだと私は思います。核家族が増えてコロナ禍で人にも頼りにくい今の世の中だからこそ、じょうずにラクをして毎日を楽しく笑顔で過ごしていきたいです。


著者:佐倉 かえ

2歳男の子のママ。20代後半夫婦。義両親・両親ともに遠方の完全核家族で、フルタイム共働き。いかに家事をラクにこなすかを毎日試行錯誤中。

ベビーカレンダー編集部

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