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週1日だけ肉を食べない…無理なくエコと健康に繋がる「メリットだらけの食生活新常識」

  • 2022.10.26
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女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。69回目は、ecocoメンバーのなつみさん。今回は週に1回お肉を食べない日を作る「ミートフリーマンデー」を実践した際のおすすめメニューをご紹介します。

ミートフリーマンデーとは

【最近やってるecoなこと】vol. 69

元ビートルズのポール・マッカートニーが提唱した、“お肉を食べない日を作ろう”という環境保護などを目的とした活動です。週に一度、月曜日にお肉を食べない日を作るという、環境にも健康にも優しい活動で誰でも気軽に参加できます。

なぜお肉を食べない日を作るのか

牛や豚などの畜産動物のゲップやおならには、多くのメタンガスが含まれています。メタンガスを同じ重量で比較すると、二酸化炭素よりも強い温室効果を持っています。

IPCCの第5次評価報告書によると、その地球温暖化への寄与は同じ量の二酸化炭素の28倍になるとのこと。畜産動物消費量を減らし、メタンの放出を削減することで、地球温暖化を緩和し、環境資源を守ることにつながります。
(※1)(※2)

ではさっそく、なつみさんのイートフリーマンデーの3食メニューを紹介します。

朝食

ヨーグルト、フルーツ、グラノーラ。

素材はこちらです。

なつみさん 朝はfamilia(ファミリア)のオーガニックグラノーラとヨーグルト、旬のフルーツを食べています。

昼食

なつみさん お昼は簡単に、昨晩のご飯の残り物と冷蔵庫にある野菜を使ってワンプレートランチ。サーモンと野菜です。

間食

なつみさん 小腹が空いたので、ビオセボンで購入したオーガニックのドライ無花果を食べました。

夕食
  • 大豆ミートのボロネーゼ
  • ハッセルバックポテト
  • オリーブオイルとバルサミコのサラダ

ーー大豆ミートは動物性原料不使用の大豆からできている代替肉です。お肉のように使えるので、ヘルシーでダイエットとしても取り入れられる今注目されている加工食品なのです。

大豆ミートのボロネーゼの素材はこちらです。

なつみさん 牛挽肉をミンチタイプの大豆ミートに変えて作りました。今回代替肉を使ってボロネーゼを作るのは初めてでしたが、お肉と比べるとあっさりしています。食感は挽肉のようで、夫には「いつもより薄い気がする」と言われましたが、代替肉だとは気づいていなかったです。

大豆なので牛肉の旨味とコクは欠けますが、安上がりだしあっさりしたボロネーゼもたまにはいいね、と完食しました。

なつみさん 夫はお肉が好きなので、普段お肉を使った料理が多くなります。なので、健康のためにもたまには代替肉を使って作ろうと思いました。スパイスカレーやガパオライス、グラタン、唐揚げなど、作れるものはたくさんありそう!

ーー今は、お肉の代替品として、大豆ミートなどいろんな種類のものがスーパーなどで販売されています。お肉とは違い、常温保存ができたり、好きな分だけ使うこともできるので量も調整しやすく使い勝手もいいです。お肉を食べない日「ミートフリーマンデー」を、ぜひ試してみてくださいね。

なつみ
お料理、カフェ巡りが好き

ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。

料理イラスト (C)Qvasimodo/Getty Images

文・平野絢子 メインイラスト・宮本志保

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