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「蚌貝」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.20
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今回ご紹介する難読漢字は「蚌貝」です。

「貝」といえば「浅利(あさり)」や「蛤(はまぐり)」に「栄螺(さざえ)」など、普段から食べているものが思い浮かぶ方も多いかと思います。ただ、「蚌貝」は初見という方も多いかもしれません。いったいどんな読み方をするのか、ぜひお考えください!

「蚌貝」の読み方!

おそらく多くの方が「蚌」をどう読むかお考えの最中かと思います。

「蛙」と似ているようにも見えますが、もちろん「かえる」と読むわけではありませんよ。

それでは、ここでヒント!

「蚌貝」の読み仮名は「〇〇〇がい」です。空欄には海に生きる「貝」とは違い、空を飛ぶ生き物の名前が入ります。身近な生き物ですので、みなさんも最近目にしたことがあるかもしれせんよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「からすがい」でした!

「蚌貝」について

そう、ヒントの生き物とは「烏(からす)」のことでした。実は、この言葉は「烏貝」と表記することができます。全く違う2種類の生き物が組み合わさっていることもあり、意外に思われた方も多いかもしれませんね。

なお、詳細は下記のとおりとなっています。

からす‐がい ‥がひ【烏貝・蚌貝】〘名〙
① イシガイ科の淡水産二枚貝。日本各地の湖や沼にすみ、日本の淡水産二枚貝のうち最も大きく、真珠の母貝として養殖されたこともある。殻は楕円形で、後部は三角状に張り出し、殻長三〇センチメートルにもなる。(中略)
② 貝「いがい(貽貝)」の異名。
③ イシガイ科の淡水産二枚貝。各地の水のきれいな河川や湖沼にすむ。殻長六センチメートル、殻高二・八センチメートルほどの長卵形。殻皮は幼貝では黄褐色で、老成すると黒くなる。食用。和名、イシガイ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

引用文を見てお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、実は「からすがい」の名を持つ貝は複数あるんです。

文面に「蚌貝」とあっても、上記のどれか判断することは難しいかもしれませんね。

なお、「蚌」は訓読みで「どぶがい」「からすがい」「はまぐり」と読むことができるので、あわせて覚えておきましょう。

 

いかがでしたか?

「蚌貝」は「からすがい」と読みます。ぜひこの機会に覚えておきましょう!