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え、これ読めない…。【難読漢字】「炭斗」はなんと読む?

  • 2023.7.14
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今回ご紹介する難読漢字は「炭斗」です。

「炭」「斗」はどちらも簡単な漢字のため、「どこが難読なのか分からない」と、不思議に思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、これらは組み合わさると意外な読み方をするんですよ。

それでは、なんと読むのか、ぜひお考えください!

「炭斗」の読み方!

簡単に「すみと」「たんと」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら違います。

ただ、上記のうち「すみと」は、実はかなり惜しいです。「炭斗」の読み仮名は「すみと〇」となっています。

ただ、あと1文字とはいえ、なかなか埋められないとお困りの方もいらっしゃるかもしれません。

ヒントをお伝えすると、実は「炭斗」は「炭取」「炭取り」と書くこともできるんです。

…もうお分かりですね。

そう、正解は「すみとり」でした!

「炭斗」について

読み方が分かった今では「炭斗」がいったいどんな物なのか、気になっているかと思います。

「取」とあるところから「炭」を「取」る際に使う道具と予想している方もいらっしゃるかもしれませんね。その予想が当たっているか、辞書で確かめてみましょう。

すみ‐とり【炭取・炭斗】〘名〙 炭を小出しにして入れておく容器。炭入れ。炭かご。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

その正体は「炭入れ」のことでしたね。現代では、あまり家庭で「炭」を使う機会もないため、「そのような道具があるのか…」と思われた方も多いかもしれません。

ちなみに、この「斗」という漢字は他に「とう」「ます」「とます」「ひしゃく」と読むことができるそう。中でも「とます」はみなさんもよく見かけているはず。実は漢字「料」「斟」などの「旁(つくり)」の称なんですよ(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。この機会にぜひ覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「炭斗」は「すみとり」と読みます。

「炭斗」自体は今ではなかなか使う機会はないかもしれませんが、覚えておいて損はありません。ぜひ心に留めておいてくださいね!