1. トップ
  2. あ、わからないかも…。「復水」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

あ、わからないかも…。「復水」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.9.14
undefined

今回ご紹介する難読漢字は「復水」です。

「復」「水」と簡単な漢字の組み合わせということもあり、すぐに読めてしまいそうだとお考えかもしれませんね。

しかし、そう上手く事が運ぶとは限りません。読み方は2つありますが、片方は意外な読み方をしているんですよ。

それでは、なんと読むのかお考えください!

「復水」の読み方!

この言葉を見てすぐに「ふくすい」と読んだ方も多いのではないでしょうか。実はそちらも正解となっています。

ただ、本番はここからです。もう1つは普段使う読み方からはなかなか導き出せないかもしれません。

それでは、ここでヒント!

「復水」の読み仮名は「〇〇みず」となっております。空欄に入る2文字には「若返る」という意味があるそうですよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「おちみず」でした!

「復水」について

そう、実は「復」は「おち」と読む事ができるんです。

「復ち(おち)」の場合では「若返る」という意味が含まれていましたが、他には「もとにかえること。復活すること。」も表すそう(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。この機会に覚えておいてくださいね!

なお、意味は下記の通りとなっています。

おち‐みず をちみづ【復水】〘名〙(「おち」は若返る意) 飲むと若返るという水。上代、月にあると信じられていた水で、欠けた月がまた満ちることを生き返ると考えたところから生じたという。
ふく‐すい【復水】〘名〙 水蒸気を凝縮して水にすること。また、その水。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

かつてその存在が信じられていた「飲むと若返るという水」、それを「復水(おちみず)」と呼びます。実在するならば、ぜひ飲んでみたいものですね!

ただ、一方で「ふくすい」の引用を見て「イメージと違う…」とお思いの方がいらっしゃるかもしれません。そんな方は「覆水(ふくすい)盆に返らず」という故事成語からそうお考えなのではないでしょうか。

しかし、もう1度よく見返してみてください!そちらの場合は「覆水」で、今回の「復水」とは漢字が違います。混同しないよう、この機会にしっかりと覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「復水」は「ふくすい」「おちみず」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!