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"たつあおい”って読む?読めたらスゴい難読漢字「竜葵」、正解は?

  • 2023.9.1
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今回ご紹介する難読漢字は「竜葵」です。

空想上の生き物である「竜(りゅう)」に、植物の「葵(あおい)」と、関連性がないようにも思える漢字が並んでいますね。いったいどんな意味の言葉なんでしょうか、ぜひ予想してみてください!

「竜葵」の読み方!

普段使う読み方から考えると「りゅうあおい」や「たつあおい」などが思い浮かぶかもしれません。

しかし、いずれも残念ながら不正解なんです。「葵」は「き」と読むこともできますが、こちらを組み合わせても答えにはたどり着けませんよ。

それでは、ここでヒント!

こちらは生き物の身体の一部を表しています。「竜葵」の他に「海酸漿」と書くこともできるんですよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「うみほおずき」「いぬほおずき」でした!

「竜葵」について

さて、読み方は分かりましたが、「いったいどういう意味なの…?」と困惑されている方も多いと思いかもしれません。

「酸漿」は単体では「ナス科の多年草」(出典:『デジタル大辞泉(小学館)』)の名前を表しています。そこに「海」がついていることから「海藻」の一部とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。その予想が当たっているか、確かめてみましょう。

うみ‐ほおずき〔‐ほほづき〕【海酸=漿/竜=葵】海産の巻き貝の卵嚢。なぎなた状、軍配状など種々の形状があり、ホオズキと同じように口の中で鳴らして遊ぶ。特に、テングニシの団扇状のものをいう。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「海藻」ではなく「海産の巻き貝の卵嚢」とのことです。予想できていた方はいらっしゃるでしょうか。

ただ、引用を読み進めるとびっくり!なんと「ホオズキと同じように口の中で鳴らして遊ぶ」とあります。

それこそ道端に生えている植物を使って、小さい頃に遊んだ経験をお持ちの方はたくさんいらっしゃるかと思います。しかし、それと同じように「竜葵」を使うだなんて、なかなか想像できないかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「竜葵」は「うみほおずき」「いぬほおずき」と読みます。

字面からは想像もつかないような読み方をする難読漢字は、まだまだたくさんあるんです。興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!