今回ご紹介する難読漢字は「竹柏」です。
こちらはとある植物を表しています。「竹」「柏」と、2つの植物が並記されているところから察している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いったいなんと読むのか、ぜひお考えください!
「竹柏」の読み方!
そのまま「たけかしわ」「ちくはく」と読みたくなるかもしれませんね。実は後者は正解なんです。意外なほどに簡単で、拍子抜けされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、これで終わりではありません。読み方はあと1つあります。こちらは「竹柏」の字面から推測できないかもしれません。
しかし、このヒントを見ればピンとくる方もいらっしゃるはず!実は1文字で「梛」と表記することもできるんです。
それでは、正解を発表します。
正解は「なぎ」でした!
「竹柏」について
もしかすると「なぎ」を耳にしたことはあっても、それがどんな植物なのかは分からない方もいらっしゃるかもしれません。
せっかくのこの機会に、辞書で確認しておきましょう。
なぎ【×梛/竹=柏】マキ科の常緑高木。暖地に自生し、高さ約20メートル。葉は対生し、楕円形で厚い。雌雄異株。5月ごろ開花し、実は丸く、10月ごろ青白色に熟す。庭木とする。熊野神社では神木とされる。また、凪に通じるので特に船乗りに信仰され、葉を災難よけに守り袋や鏡の裏に入れる俗習があった。なぎのき。ちからしば。
出典:『デジタル大辞泉』(小学館)
「暖地に自生」とありますが、日本では四国、九州の南部から沖縄にかけて分布するとのことです(出典:『デジタル大辞泉』)。庭木にもされるとのことですので、お近くにお住まいの方であれば、意外と簡単に見る事ができるかもしれませんね。
ちなみに、引用にはこの植物の葉を「鏡の裏に入れる俗習」があるとあります。これは「男女間に波風がたたない、あるいはナギの葉が切れにくいため、縁が切れず、会いたい人の姿が鏡面に浮かぶとの俗信による」(出典:『日本大百科全書』小学館)ところからきているそう。なんともロマンチックな由来があるんですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「竹柏」は「ちくはく」「なぎ」と読みます。
ぜひご家族やご友人に「竹柏」を教えてあげてくださいね!