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「一具」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.19
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今回ご紹介する難読漢字は「一具」です。

「一」「具」はどちらも小学校で習うような簡単な漢字、難しく見えないかもしれませんね。

ただ、実は意外な読み方もあります。正解は複数ありますので、全て当てられるようお考えください!

「一具」の読み方!

普段使う読み方から「いちぐ」「ひとぐ」と読んだ方もいらっしゃるかと思います。どちらも正解ではありますが、読み方はあと1つありますよ。こちらは「いちぐ」「ひとぐ」のように、簡単に当てることはできないかもしれません。

ヒントをお伝えすると、実は「具」にはあまり知られていない読み方が隠されています。こちらを知ると、「具」ではなく「鎧」なのではないかと思ってしまうかもしれません。

それでは、正解を発表します。

正解は「ひとよろい」でした!

「一具」について

そう、「具」は「よろい」と読むこともできるんです。なかなか知られていない読み方のため、驚いた方も多いのではないでしょうか。

それでは、気になる「一具」の意味を確認してみましょう。

いち‐ぐ【一具】
[1] 〘名〙
① 器具、衣服(袴など)、甲冑などの一そろい。一組。一式。
② 雅楽で、「五常楽(ごしょうらく)」のように、序、破、急などその曲の構成部分を完備していること。
[2] 〘形動〙 同じ、または、いっしょであるさま。
ひと‐ぐ【一具】〘名〙 (「具」は衣服、器具などを数えるのに用いる語) 一そろい。一組。一式。
ひと‐よろい ‥よろひ【一具】〘名〙 そろったもの一組。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「よろい」と聞くと、それこそ読み方そのままに「鎧」のことと思ってしまいそうになるかもしれません。しかし、こちらはそもそも「いくつかの部分から成り立っているようなものを数えるのに用いる。揃(そろい)、組、対(つい)などに当たる」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)言葉とのことです。「鎧」を指す言葉ではないんですよ。

基本的にはどれも「一組」を表す言葉ですが、「いちぐ」には別の意味もあります。誤解して覚えることのないようにお気をつけくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「一具」は「いちぐ」「ひとぐ」「ひとよろい」と読みます。

「一具」のように、意外な読み方がある言葉は他にもあるかもしれません。興味のある方は、ぜひ辞書を引いてみてくださいね!