今回ご紹介する英語のイディオムは、“a blessing in disguise” です。
「恵み」「変装」?
この単語だけでは、何を表したいのかわかりづらいですね。
ただこの表現を知っていると、よりネイティブに近い会話ができるでしょう。
それではどんな意味なのでしょうか?
“a blessing in disguise” の正解!
ヒントですが、直訳すると「変装している恵み」となります。
この「変装している状態が恵まれている」という情景から表現を連想させると、答えに辿り着くかもしれません。
そろそろわかりましたか…?
では、正解を発表します!
正解は、「不幸中の幸い」です!
解説
「不幸中の幸い」は英語で “a blessing in disguise” と言います。
“blessing” は「恩恵」「恵み」「幸いなこと」を意味します。
そして “disguise” は「変装」を意味します。
それらを組み合わせて “a blessing in disguise”、「変装していることに恩恵を受ける」という訳になり、転じて「不幸中の幸い」という意味になります。
使い方は、
“How was your business trip?”
“We couldn’t make it to the meeting but that was a blessing in disguise because the company CEO was arrested.”
「出張はどうだった?」
「会議には行けなかったんだけど、その会社のCEOが逮捕されたので不幸中の幸いだった」
となります。
まとめ
いかがでしたか?
「不幸中の幸い」を覚えれば、英会話でも役に立つこと間違いなし!
ちなみに、「慰め」を意味する “consolation” という単語を使って “one consolation” と表現しても同じ意味になります。
ぜひ覚えて使ってみてください!
ライター:加藤博人(Hiroto Kato)
2000年生まれの現役慶應義塾大学生。5歳で英検2級、小6でTOEIC Listening & Reading Testで940点獲得(現在は980点)、中1で英検1級に合格。英語発音指導士Ⓡの資格所有、EPT英語発音テスト100点、VERSANTスコア71点など。オンラインでの発音指導や大手自動車メディアで記事の英訳、中国車研究家としての活動も。ミニカーコレクターとしても有名で『マツコの知らない世界(TBS)』など、メディア露出多数。