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歯が原因で、糖尿病や脳卒中に!? いま知っておきたい、「歯」の健康の最新知識

  • 2022.10.26
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あなたは歯の健康に気をつけているだろうか? 歯の健康を害すると、口の中だけではなく、全身の健康に影響が及ぶかもしれない......ということをご存じだろうか。

東京医科歯科大学最先端口腔科学研究推進プロジェクトの監修による、歯の最新知識決定版『新しい歯の教科書 口内環境は、全身の健康につながる』(池田書店)が発売された。

全身の疾患につながるとして注目されているのは、歯周病だ。細菌の感染によって歯茎や歯を支える骨が溶けてしまう病気だが、痛みもなく命の危険もないので、放置してしまう人も少なくない。しかし、歯周病は自然治癒しない。放置していれば確実に悪化し、最悪の場合歯が抜け落ちてしまう。

そして、歯周病になると、細菌や毒素などが血流にのって全身に巡り、以下のような疾患を引き起こすことが報告されているそうだ。

脳卒中、認知症、誤嚥性肺炎、虚血性心疾患、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)、動脈硬化、2型糖尿病、低体重出産

近年は、国民の歯科健診の義務化「国民皆歯科健診」の導入も検討されている。全身の健康を守るために、毎年の健康診断に加えて、ぜひ歯科健診も受けてほしい。

本書では歯と口の基礎知識や、歯周病や虫歯のしくみのほか、以下のような気になる歯の知識が解説されている。

・30~40代からのオーラルケアが健康的な人生の分岐点!
・10~70代の8割が悩む「口臭」の問題
・ストレス、噛み締め、幸福感......歯と口は心を変える!
・口腔環境を改善する!目的別新ブラッシング術
・ブリッジ・入れ歯・インプラントの正しい選択って?

本書で正しい歯の知識を身につけて、まずはブラッシングのやり方から見直してみては。

【目次】
第1章 歯と口の新しい基礎知識
第2章 口内環境のSOS! 虫歯と歯周病、口臭のしくみ
第3章 口内環境を改善! 知っておきたい歯科治療とセルフケア
第4章 口内環境と全身の病気とのつながり
第5章 未来はさらに進化する! 口腔医療の最前線

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