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『ハリポタ』ハグリッド役のロビー・コルトレーン、死因が判明

  • 2022.10.25
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007)より。Photo_ Warner Bros/Everett Collection/amanaimages
HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX - Robbie Coltrane, 2007. 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007)より。Photo: Warner Bros/Everett Collection/amanaimages

『ハリー・ポッター』シリーズのハグリッド役で知られたロビー・コルトレーンは、6つの疾患により死亡したことが明らかになった。「デイリー・ミラー・オン・サンデー」によると、死亡証明書には臓器不全や糖尿病、肥満など複数の死因が記されていたという。

10月14日に72歳で帰らぬ人となったロビーはここ数年、体調が優れない状態が続いたと言われており、一時は膝の軟骨の損傷で車いす生活を余儀なくされ、痛みが絶えない状態を経験したことを2020年に本人が明かしていた。2016年に体重を減らさないと障害が出ると医師から忠告され、7ストーン(約44キログラム)の減量に挑んだものの、5ストーン(約32キログラム)落としたところで、一日中続く痛みが始まったそうだ。診査手術では片方の膝の軟骨が完全に崩壊していたことが判明、2020年にアメリカで関節手術を受けて、痛みから解放され眠れるようになったことで人生が変わったという。

スコットランドのグラスゴーで生れたロビーは、グラスゴー美術学校で絵画を学んだ後、俳優の道を歩み始め、ジャズ・ミュージシャンのジョン・コルトレーンにちなんでコルトレーンと改名、スタンダップコメディの舞台を踏んだ。1979年にドラマ「ウォータールー・サンセット」でメジャーデビューを果たしたロビーは、その後『フラッシュ・ゴードン』を含む映画やテレビ作品に出演、そして1980年代にはベン・エルトンやリック・メイヨールと共にイギリスのコメディシーンで活躍した。

90年代に入り、ドラマ「心理探偵フィッツ」でタイトルロールを演じ人気を博したロビーは、1994年、1995年、1996年と3度英国アカデミー賞を受賞 、その後『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)で初めてハグリッド役を演じ、2006年にはエリザベス女王から大英帝国勲章OBEを授与された。

Text: Bangshowbiz

Photo_ Sylvain Gaboury/FilmMagic
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02)より。Photo_ Warner Brothers/Everett Collection/amanaimeges
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