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「老兎」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.18
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今回ご紹介する言葉は「老兎」。

「老いた兎(うさぎ)のこと?」と思われる方もいるかもしれませんが、「兎」とはまったく関係がありません。

ただし、とある生き物の名前を表しています。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「老兎」の読み方!

では、早速「老兎」の読み方を発表します。

「ろううさぎ」と読んだ方は、不正解!「兎」は「と」とも読みますが、「ろうと」でもありませんよ。

手がかりがないと難しいかと思いますので、ここでいくつかヒントを出しましょう。

読み仮名は4文字です。

ほかの漢字では「木菟」や「鵂」「鴟鵂」とも書けます。

「兎」の漢字が使われていますが、見た目はそこまで似ていません。

ちなみに「老兎」には羽がついているので、空を飛ぶことができます。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「みみずく」でした!

「老兎」の豆知識

なぜ「みみずく」の漢字に「老兎」を当てるようになったのか、非常に気になるところです。

では、「老兎(みみずく)」とはどのような生き物なのでしょうか。

フクロウ科の鳥のうち、頭に耳のように見える羽毛をもつものの総称。ワシミミズク・コノハズク・オオコノハズクなど。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1680

 

引用を見ると、「頭に耳のように見える羽毛をもつ」と書かれていますね。

もしかしたらこの羽毛を「兎」の耳と重ねたのかもしれません。

先ほど別の漢字で「木菟」と「鵂」「鴟鵂」を紹介しましたが、ほかに「角鴟」や「耳木兎」などと書くことができます。

いろいろな書き方があっておもしろいですね。

まとめ

いかがでしたか?

「老兎」は「みみずく」と読みます。

「みみずく」を見かける機会があったら、ぜひ「老兎」を思い出してみてくださいね!