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ルピタ・ニョンゴ、『ブラックパンサー』続編でティ・チャラ役を再キャストしなかった決断を支持

  • 2022.10.24
『ブラックパンサー』(2018)より。ナキア役のルピタ・ニョンゴ、ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマン、シュリ役のレティーシャ・ライト。
BLACK PANTHER - Lupita Nyong’o, Chadwick Boseman, Letitia Wright, 2018. 『ブラックパンサー』(2018)より。ナキア役のルピタ・ニョンゴ、ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマン、シュリ役のレティーシャ・ライト。

ルピタ・ニョンゴは、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でブラックパンサーことティ・チャラ役を再キャストしなかったことは正しい決断だと考えているそうだ。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作でナキア役を続投したルピタは、2020年にがんで他界した主演のチャドウィック・ボーズマンの後任を立てないという選択を支持するとして、『ハリウッド・リポーター』にこう語っている。

「これはブラックパンサーの死ではない。そこが重要な点ね。これは(ティ・チャラ)を葬り、実生活に映画のストーリーを伝えさせるということ。人々が彼の再キャストを望むさまざまな理由があるのは知っている。でも、私は忍耐も気持ちも、それについて疑問する客観性も持ち合わせていない。私の気持ちは偏っている」

また、ルピタはチャドウィックの死を悼む中での撮影を振り返り、続編で故人のレガシーを称えたライアン・クーグラー監督を称賛。「ライアンは、チャドウィックを知っていた私たち一人一人が感じていたことの真実を称えたものを書いた。彼は敬意を示し、ストーリーを前進させるものを創造した。最後には私は泣いていた」と語った。

チャドウィックの死による内容の変更に関しては「最も重要なものを失くしたから、全てが変わった。世界は彼を中心に回っていた。本当にね」「チャドウィックが亡くなる前に書いた脚本は、ティ・チャラの視点に基づいていた。大作だったと同時に、彼の心理と状況を深く掘り下げた性格描写だったから」と説明した。

Text: Bangshowbiz

Photo_ Mike Marsland/Mike Marsland/WireImage
Photo_ Jon Kopaloff/Getty Images
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