企業情報で「入社後、ギャップを感じなかったもの」アンケート、「会社のホームページ」の3倍超に上った情報とは？

「Job総研」を運営するライボ（東京都渋谷区）が10月19日に結果を発表した「2022年 転職の失敗に関する調査」では、企業の情報を調べる際に「入社後1番ギャップを感じなかったもの」も聞きました。その結果、「会社のホームページ」は10.0％。トップの「口コミサービス」は34.2％に上り、会社の公式情報の3倍を超えました。

1位は「口コミサービス」

調査は10月5日～同10日、全国の20代から50代の社会人男女（20人～1000人以上規模の会社に所属）を対象にインターネットで実施。351人から有効回答を得ました。

回答者全員に、企業への入社前に「企業の情報をより詳しく知るために利用したもの」を複数回答可で聞くと、「会社のホームページ」が67.0％で1位、「口コミサービス」が65.8％で2位となりました。

ところが、企業の情報を調べたもののうち、「入社後1番ギャップを感じなかったもの」を複数回答可で聞いたところ、「口コミサービス」が34.2％で1位、「社員インタビュー」が14.7％で2位。「会社のホームページ」は10.0％で5位となり、大幅に順位を落としました。

次に「企業側は十分に自社の情報を提供できていると思いますか」と全員に聞いたところ、「思わない」が57.3％と半分以上を占め、「思う」は15.1％、「わからない」が27.6％でした。「思わない」理由としては、「当然といえば当然だけど、都合の悪い情報は表に出していないため」「どんな会社も良い所しか書かないし、合うか合わないかは入ってみないと分からない」といった声が聞かれました。

調査結果について同社は「口コミツールは匿名で投稿できるため、よりリアルな情報を得ることができます。辛口なコメントやシビアな点数がついている場合もあるため、より信用度が高いと判断されている可能性があります」とコメントしています。

オトナンサー編集部