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「いや、何も覚えてない」育児は主婦の仕事だから…娘のお世話を妻に丸投げしてきた夫は過去を謝罪して

  • 2022.10.24

妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。その後、地震が発生! 妻子と義両親とともに、叔父さんの家へ避難し、生活することになった。これまで仕事ばかりだった夫が育休を取り、これまで家族に向かってこなかった分の時間を取り戻そうと、懸命に娘のお世話をするようになった。

夫は初めて娘の食事を作って、その大変さを知った。「いつもありがとう」と伝えると、妻には「こんなのだいぶ楽になったほうだよ」と一蹴されてしまう。

後悔しても、昔に戻ることはできない。夫は今できることを一生懸命やるしかない。

次の日、娘のおむつ替えをアプリに記録していると、「最近は特別なことしか記録してないよ」と言われたが、「娘の体調変化を把握したいから記録を続けたい」と伝えた夫。

「結、おむつかぶれで何度も受診したじゃん?」

「えっ! 私が話したこと、覚えてたの?」

てっきり、何を話しても全然耳に入ってないのかと思ってた……! 妻の質問に、夫は?

「何も覚えてない」聞く耳を持たなかった過去を謝罪

「いや……なにも覚えてない」

当時、娘にまったく無関心で、妻の話は右から左に流して、気に留めていなかった。だから正直、全然覚えていない。

でも、これまでどんな体調変化があったのか、どんな薬を使っていたのか知っておきたくて、母子手帳やお薬手帳を確認したという。

「ずっと一人で抱え込ませて、聞く耳持たなくてごめん……」

ちょっとした娘の体調の変化やトラブルのこと、妻が毎日話してくれようとしていたときも、まったく話を聞いてこなかった。

「主婦なんだから子育ては妻がやって当たり前」って思っていたから……。

申し訳なさそうな面持ちで、妻に何度も謝った。

その後、スマホに1件の通知が届く。スマホゲームの通知だ。以前の夫は、娘が隣で泣いていようが、見向きもせずスマホを触り続けていた。画面に表示された通知をタップして……夫はどうする?


著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち

ベビーカレンダー編集部

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