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アメリカでメンタル崩壊?→妊婦がどうしても欲しかった物【いきなりアメリカで子育て(3)】

  • 2022.10.22

<アメリカでメンタル崩壊?→妊婦がどうしても欲しかった物>いきなりアメリカで子育て[#3]

前回、初めての産婦人科(アメリカでの初めての病院)でなんとか1回目の検診が終わり、妊娠が確定した私。

まずは1カ月に1回、産婦人科へ検診に通うことになりましたが、もちろん毎回(通訳替わりの)夫同伴です(笑)

日本では、妊娠すると母子手帳を市役所などでもらいますが、アメリカにはそういう制度はありません。

当時は便利なWEBサイトなども無く、頼りになるのは本だけでしたが、日本の本が置いてある本屋さんもロサンゼルスまで行かなければ無いので、妊娠に関する情報が何一つ無い状態。

初めて&アメリカでの妊娠という事で、不安ばかりがどんどん膨らみ、実家の母に妊娠に関する本を送ってもらうために電話を掛けました。
その時、なぜか柴漬けと桜大根が無性に食べたくて、本と一緒に送ってほしいと頼んだのです。

案の定、母には「本も漬物も買えないのか?」と心配されましたが、送られてきた荷物には本と一緒に大袋に入った柴漬けと桜大根がちゃんと入っていたのが本当に本当に嬉しかったですね。

しかし、まだ友達もおらず、交流があるのは夫の上司の家族だけという環境では、夫が仕事に行ってしまうとやる事もなくなり、昼間は40℃を軽く超える気温で散歩なんて出来た物ではありません。

こんな環境で、知り合いもなく、ほんとに私一人で出産できるんだろうか?とだんだん不安が膨らむ毎日。

母に、アメリカに来て出産後の手伝いをお願いするのは難しそうという事や、検診や何かある度に夫に仕事を休んで貰うのも難しそうという事もあり、日本へ帰国しての出産も選択肢として真剣に考え始めたのです。

航空会社によると、妊娠中は28週以前の妊娠中期なら体調も安定しやすく、飛行機に乗っても問題は少ないとのこと。

ドクターに確認すると3ヶ月になれば飛行機も心配ないだろうと言われたので、仕事でアメリカを離れられない夫には申し訳ないと思ったのですが、日本への帰国出産を悩みに悩んだ末決定したのでした。

次回は、日本に帰国したらいきなり怒られた話をご紹介します!

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