【ローソン】新宿中村屋が監修！低糖質なのに本格派なスパイスカレー全3種類を食べ比べ

10月4日、ローソンから、新宿中村屋が監修したカレーが3種類、発売されました。スパイスをふんだんに使っているだけでなく、いずれも低糖質というのが大きな特徴です。従来の「新宿中村屋」の本格カリーをベースに、糖質と塩分量を抑えたとのこと。3種類すべて実食してみました。

「スパイスきわだつチキンカリー」（298円）は、ホールスパイスと炒めたたまねぎを使用したコク深い味わいのチキンカレーです。

1袋180g入りで、243kcal、糖質14.2g、食塩相当量1.7g。

写真では見えにくいですが、ごろごろと大きな鶏肉が入っています。

味はトマトの酸味が特徴的。スパイスはターメリックやコリアンダー、シナモン、カルダモン、クローブなどが入っていて、複雑な味わいを楽しめます。

しょうがやにんにくのペーストも入っており、とくににんにくの風味をガツンと感じました。辛さは控えめなので、辛いものが苦手な人でも食べやすそう。

ジューシーな鶏肉とたまねぎの甘み、トマトの味わいは間違いない組み合わせです。さらさらとしたルーですが、大きめの鶏肉が入っていて満足感がありました。

「スパイスきわだつキーマカリー」（298円）は、ホールスパイスとひき肉のうま味で仕立てたカレーです。

1袋180g入りで、285kcal、糖質12.6g、食塩相当量1.9g。

ひと口食べると、まずはトマトの酸味がしっかり。後からほんのりとココナッツミルクの甘さとコクが追いかけてきました。

コリアンダーやシナモンなどの豊かな風味も香ります。粒ごと入っているブラウンマスタードシードのピリリとしたアクセントがよく効いています。

うま味が凝縮されたひき肉の味わいのほかに、インゲン豆もたっぷり入っていて、具材の食べごたえもあります。このインゲン豆のつぶつぶホクホク食感は、豆カレー好きにはたまりません。

チキンカリー同様に辛さは抑えられているので食べやすく、ペロリと完食してしまいました。

「スパイスきわだつグリーンカリー」（298円）は、魚介のうま味とハーブの香りを感じるスパイシーな味わいが特徴です。

1袋180g入りで、245kcal、糖質は8.1g、食塩相当量1.8g。ココナッツミルクと生クリームの配合を見直すことで糖質をカットしたとのこと。

ひと口食べると、これは辛い！ココナッツミルクのクリーミーなコクがありながらも、グリーンカレーらしい青唐辛子のスパイシーな辛さです。

しかし、ただ辛いだけではなく、魚醤やスパイスの味わいも感じられる本格的なおいしさ。

たけのこの水煮に赤ピーマン、大ぶりの鶏肉など、具がたっぷり入っているので食べごたえも十分あります。

食べ進めていくとヒーヒー言ってしまうほどですが、激辛というわけではなく、心地のいい辛さ。新宿中村屋が監修した本格的なグリーンカリーがコンビニで気軽に買えるなんて、うれしいですね。

いずれも食べるときは電子レンジや湯せんで温めればOK。常温保存もできるので、気に入ったらストックしておくとよさそうです。

（ライター／富士みやこ）