「銀座朝食ラボ」のビュッフェレポート！小鉢と卵がけごはん、自分で作る“もなか”は必食

朝からお腹いっぱいになってその日の活力になるモーニング。今回は東銀座駅ほど近くにある「銀座朝食ラボ」を紹介します。こちら、ランチもディナーも楽しむことはできますが、店名の通りモーニングメニューに力を入れている店なんです！ 今回は予約殺到のこの「銀座朝食ラボ」でリッチな朝食を食べてきました。

●予約必須の大人気店！「銀座朝食ラボ」

「銀座朝食ラボ」は東銀座駅から徒歩で約5分の場所にあります。「ホテルミュッセ銀座名鉄」の2階に位置していて、ホテル宿泊者の朝食会場になっていますが、一般の人も利用することが可能。

店に着くと「本日は満席です」という立て看板が。銀座朝食ラボは事前予約制に加えて7時00分、7時15分、8時00分、8時30分、10時30分などと、来店時間ごとに細かく予約を区切っているため、予約なしで店舗に行っても食べられない可能性が大。行かれる際にはしっかり予約をしてください。

店内は自分で好きな料理を選ぶビュッフェスタイルのレストランになっていて、平日だと50分制2,200円、90分制2,00円の2種類、休日は90分制2,800円のみとなっています。

席に案内されると9つに仕切りが分かれたお盆が置かれていました。ここに自分で好きな小鉢を乗せていき、自分だけの朝食メニューを完成させるというシステムです。

●旅館のような小鉢をたくさん楽しめる！

ビュッフェコーナーにある小鉢はこんなにズラリ！ とにかく豊富でどれにしようか悩んでしまいます。

しかしお盆には9つも置く場所があるので、ほとんどの小鉢を置くことができるのも◎。

ということでご飯やお味噌汁も含めて気になる小鉢をお盆に乗せていきます。肉、魚、野菜、キノコ類などたくさんの素材を使用しているだけでなく、すべて季節の味わいが楽しめる旬なメニューばかり。一品一品手が込んでいるので、旅館の朝ごはんのような豪華さがあります。

こちらは秋ならではの「秋刀魚のコンフィ」。秋刀魚は内臓ごとコンフィしているのでまるごと楽しめました。タイムも添えてあり、風味豊かです。

他ではなかなか食べられないと思ったのが「焼茄子 里芋 胡麻餡」。とろけるように柔らかい焼茄子とねっとりホクホクとした里芋に、だしを効かせた胡麻あんの香りがたまりません。銀座でこんな小鉢が食べられるなんてとってもぜいたく！

季節ごとに旬のメニューを提供していて、筆者が訪れた10月は炊き込みご飯として「もみじ鯛と近江こんにゃくの炊き込みご飯」が楽しめました。うま味がすごいもみじ鯛と味がしみた色鮮やかな近江こんにゃくは上品な味わいで、箸が止まりませんでした。

さらに、札をカウンターに出すと席まで持ってきてくれるのが「三元豚のしゃぶしゃぶ」。豚の甘みが凝縮されたしゃぶしゃぶに加えて優しい味わいの“だし”がたまりませんでした。いずれの小鉢もご飯もしゃぶしゃぶもおかわり自由というのが本当に嬉しい。気に入ったらまたすぐに食べられる幸せを感じました。

●おかわりの卵かけごはん、自分で作る“もなか”も必食！

最初のお盆を食べ終わったら、おかわりとして卵かけごはんをおすすめされたのでこちらも食べてみました。新しいお盆を手に取ったら自分で茶碗に白米を盛って、卵を割って用意します。

せっかくなので、なめこおろしと漬物もトッピングした卵かけごはんにしてみました。

白米は新潟県産コシヒカリなので、そもそもお米自体がとてもおいしい。卵かけご飯を久々に食べましたが、「こんなにおいしかったっけ！」と感動してしまうほど。あれだけ炊き込みご飯や味噌汁、小鉢も食べたのに、卵かけごはんもするすると食べられてしまいました。

また和スイーツコーナーが充実しているのも見逃せません。パリパリのモナカに自家製粒あんを詰めて自分でもなかを作ることができちゃいます。ミニサイズなのでお腹いっぱいでもちょうどよいデザートとして楽しめました。

そのほかにも天然酵母パンやクロワッサンなどのパン、コーヒーやオレンジジュース、シリアル、サラダ、ベーコンとほうれん草のキッシュタルト、茄子とミートソースのラザニア、ミートローフ シャスールソース（狩猟風ソース）など、洋風のメニューも数多く取り揃えています。

時間制ではありますが、小鉢の種類豊富さ、日本各地から取り寄せた素材や旬な食材をふんだんに使っていること、そして自分だけのモーニングメニューをおかわり自由で楽しめるのは本当にぜいたく！ 小鉢がズラリとお盆に乗っている様子は写真に収めたくなること間違いナシ！ 店を出るときにはお腹も満たされ、体の内側から元気になっていました。みなさんも銀座朝食ラボでとっておきの朝活体験をしてみませんか？

（富士みやこ）