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10月20日〜11月6日は“秋土用” 引っ越しや結婚、起業の決断は慎重に…「土用」に避けたいNGアクションとは?

  • 2022.10.20

「土用」は夏だけじゃなかった!?

“秋土用”とは?
“秋土用”とは?

「土用(どよう)」というと「土用の丑の日(うしのひ)」から、夏にうなぎを食べるイメージがあると思いますが、春や冬、秋にも「土用」があることは知っていましたか?

中国に古くから伝わる陰陽五行説では、全てのことは、陰と陽、そして水、金、土、火、木の5つの元素からできていると考えられています。それは季節にも当てはまり、春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」によって支配されるとされています。

この法則に従うと、陰陽五行説で最も重要視されている土の元素に支配されている季節がなくなってしまうため、各季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の前の18〜19日間を土が支配する季節として割り振られ、土が旺盛になり、支配するという意味を持つ「土旺用事(どおうようじ)」と名付けられました。「土用」は、この「土旺用事」を省略した言葉です。

このような成り立ちから、「土用」は各季節が始まる前に設けられているため、1年で4回あります。それぞれを“春土用”“夏土用”“秋土用”“冬土用”と呼んでいます。

“秋土用”は、10月20日(木)〜11月6日(日)の18日間です。「土用」の期間は運気が乱れやすい傾向にあるので、過ごす上で注意すべきことを紹介します!

「土用」期間のNGアクション1:土をいじる

土用期間は土いじりを避けて!
土用期間は土いじりを避けて!

「土用」の期間は土の神様である「土公神(どくじん・どこうじん)」が土に宿るため、土を掘り起こしたり、土を移動したりすることで、「土公神」の怒りを買ってしまうと考えられています。そのため、「土用」の期間は家の建設や造園などはすべきでないとされています。ガーデニングや草むしりも避けたほうがいいでしょう。

どうしても土をいじらなければいけない場合は、「土公神」が天上に行く日とされる「間日(まび)」を狙って行いましょう。

“秋土用”の場合は、「未の日(ひつじのひ)」「酉の日(とりのひ)」「亥の日(いのひ)」を狙って行うといいでしょう。

「土用」期間のNGアクション2:新しいことをスタート

新しいことを始めるのもNG
新しいことを始めるのもNG

「土用」の期間は季節の変わり目なので、体調や、運気が乱れやすい傾向にあります。そのタイミングで、人生に関わる大きな物事を決断したり、始めたりすると、良い方向へ進まないことが多いようです。

そのため、起業や独立、結婚、婚約、車や家の契約など、人生に大きく影響を及ぼす物事を新しく始めることは、なるべく避けた方がいいでしょう。

「土用」期間のNGアクション3:運気の悪い方角へは旅行に行かない

悪い方角へ旅行をしない
悪い方角へ旅行をしない

「土用」の期間には、季節ごとに「土用殺(どようさつ)」という運気の悪い方角があります。“春土曜”は南東、“夏土曜”は南西、“秋土用”は北西、“冬土用”は北東です。

うっかり旅行や出張などで「土用殺」の方位へ出かけてしまうと、運気が下がってしまうので注意が必要です。ましてやその方向に引っ越しをするとなると、大きな影響を受けるので気をつけましょう。

「土用」の期間は、旅行や引越しは避け、なるべくおとなしく過ごすのが正解です。仕事の関係でどうしても「土用殺」の方角へ行かなければいけないときは、事前にお払いなどをしてもらうといいでしょう。

(水浦裕美)

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