キャサリン皇太子妃、シャネルのヴィンテージジャケットを纏って公務へ

ヴィンテージを好んで着用することで知られるキャサリン皇太子妃。今春にカリブ海を訪れた際もアーカイブピースをワードローブに積極的に取り入れていたが、最近ロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークで公務にあたった日も、90年代のシャネル（CHANEL）のツイードジャケットを纏う姿がキャッチされている。これは1995年にスーパーモデル、クラウディア・シファーがランウェイで着用したものだ。キャサリン皇太子妃は黒のテーラードパンツとスエードのパンプスをスタイリングし、控えめでありながらシックなコーディネートを完成させていた。

今年3月にベリーズを出発する際には、大学時代から持っていたイヴ・サンローラン（YVES SAINT LAURENT）の赤いジャケットを羽織り、続いてジャマイカでは、ウィロー・ヒルソン・ヴィンテージから50年代のターコイズブルーとコーラルピンクのストライプドレスと、ウェイン・テイラー（WAYNE TAYLOR）による60年代のオレンジのハンドバッグを組み合わせるなど、常にその優れたファッションセンスを光らせている。

同じアイテムを繰り返し着回すことでも知られる彼女がこれからどんな装いを見せてくれるのか、ますます目が離せない。

Text: Emily Chan Adaptation: Motoko Fujita

From VOGUE.CO.UK