『哲仁王后』マンボク役キム・イングォンの意外な経歴

テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『哲仁王后～俺がクイーン!?～』にマンボク役で出演しているキム・イングォン。

彼が演じているマンボクは、王や王妃の食事を作る厨房・水刺間（スラッカン）で、王族の料理を準備していた男性調理師・待令熟手（テリョンスクス）を務めるキャラクターだ。

コミカルな演技に定評があるキム・イングォンは、『哲仁王后』の後には、パク・ウンビンやSF9のメンバーのロウンが出演していた時代劇『恋慕』で、イ・フィの師であるヤン・ムンス役を務めた。

そんなキム・イングォンは、『美男〈イケメン〉ですね』ではパク・シネ扮するコ・ミナムのマネージャーのマ・フニ役、『ただひとつの愛』では「INFINITE」のメンバーのエルが演じた天使キム・ダンの先輩天使役を演じていた。

このように名脇役として注目を集めているキム・イングォン。もちろんコミカルな演技だけでなく、『熱血刑事』という映画では人間味あふれる不良刑事を熱演するなどすばらしいアクションを披露している。

名脇役ならではの演技力

そんなキム・イングォンだが、高校時代は名門の世宗高校で生徒会長を務め、東国大学には首席で入学している。さらに、1996年の日本のセンター試験に当たる修学能力試験では優秀な成績を収めている。

彼の出演しているドラマは上記の作品以外に、『外科医ボン・ダルヒ』、『帰ってきて ダーリン』、『カノジョは嘘を愛しすぎている』がある。

一方の映画は『虹鱒』と『熱血刑事』以外に、『古山子（コサンジャ）、王朝に背いた男』や『ムルゲ 王朝の怪物』、『長沙里9.15』などがある。

『哲仁王后』でも名脇役としてすばらしい演技を見せているキム・イングォン。今後も彼の活躍に期待したい。

文＝大地 康