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宙組のバウと全国ツアー。伝統を次へとつなぐ二つの公演

  • 2015.10.30
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本拠地である宝塚の宝塚大劇場と、日比谷にある東京宝塚劇場。ここ以外で行われる公演には、あるミッションがあります。収容人数500名程度の小さなホールで行われるバウ公演は、若手の登竜門。実験的な作品も多く、さまざまな新しい可能性が花開く内容の作品が上演されます。今回は、宙組の桜木みなとさん主演の『相続人の肖像』が上演されました。

桜木さん演じるチャーリーは、伯爵家の跡取り息子ながら、亡き父との間に確執がある身。「愛なんて......」と、素直になれない彼が、星風まどかさん演じるイザベルと出会い、蒼羽(そらはね)りくさん演じる幼なじみのハロルドとの関係の中で、頑だった心を開いていく――というストーリー。古き良き英国のカントリーハウスを舞台とした作品は、イギリスのTVドラマのような雰囲気もあり、総勢26名の若々しい出演者たちにぴったりの作品でした。桜木さんと星風さん、蒼羽さんたちのこれからの活躍も楽しみになりました。

宙組の男役トップスター 朝夏(あさか)まなとさん、娘役スター 実咲凛音(みさき・りおん)さん率いるメンバーたちは、サスペンスコメディ『メランコリック・ジゴロ ―あぶない相続人―』、ロマンチック・レビュー『シトラスの風 III』を引っさげ、大阪をはじめ、岡山や金沢、秋田などを回る全国ツアー公演を継続中。1920年代のヨーロッパを舞台に、陽気なジゴロたちが一攫千金をたくらむミュージカルは、面白おかしくて、心がほんわかする作品。男役スター 真風涼帆(まかぜ・すずほ)さん演じるチャラ男のスタンも素敵でした。

『シトラスの風 III』は、1998年に宙組が誕生した際につくられたショー。全国ツアーは、地方を回り、宝塚歌劇をまだ観たことのない人たちの目に触れることで、次なるスターさん発掘のきっかけづくりにもなる公演。事実、現在活躍しているタカラジェンヌさんたちの中には、子供のときに全国ツアーで公演を観て、宝塚音楽学校に入りたいと思ったという人もたくさんいます。そういった意味でも、爽やかでエネルギッシュなショーは、誰もが楽しめる明るく華やかで、宝塚歌劇らしい内容だと思います。

シトラスつながりで、今回ご紹介するのは、「草花木果 ゆずの恵み 美容オイル」(50mL ¥2,916)と、「草花木果 薬用王蜜リップクリーム」(2,2g ¥1,296)。高知県中山産で有機栽培されたゆずの精油を贅沢に使った美容オイルは、洗顔後すぐの肌につけるのがおすすめ。乾燥しやすいこれからの季節、化粧水によるうるおいの持ちがグンとよくなり、ファンデーションののりもアップ。髪やボディに使ってもかまいません。またリップクリームは、ハチミツとローヤルゼリー、ミツロウに、柑橘果実由来成分を配合したもの。なめらかでやさしい使用感で、乾燥による唇の荒れやひび割れを守ってくれます。

バウ公演は、もう終了してしまいましたが、全国ツアーは、11月8日まで続きます。出演者の皆さんには、喉とお肌の乾燥対策をしっかりして、千秋楽まで元気に乗り切ってほしいです。

●草花木果
問い合わせ先:キナリ http://www.sokamocka.com

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