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日本でも配信!Girl's Dayヘリと俳優イ・ジュニョンの新ドラマに期待続々「毎回ネタバレと驚きがある」

  • 2022.10.20

新ドラマ『百人力執事 ~願い、かなえます~』(以下、『百人力執事』)の出演女優イ・ヘリ(Girl's Dayヘリ)とイ・ジュニョンがこの冬を温かくする。

MBCは10月19日午後、ソウル麻浦(マポ)区上岩(サンアム)に位置する社屋で、新水木ドラマ『百人力執事』(脚本イ・ソンヘ、演出シム・ソヨン)のオンライン制作発表会が行われた。

制作発表会には、女優のイ・ヘリ、俳優のイ・ジュニョン、イ・ギュハン、ソン・ドクホと監督のシム・ソヨンが参加し、作品に対する話を交わした。

『百人力執事』は、故人の願いを叶える葬儀指導士ペク・ドンジュ(演者イ・ヘリ)と生活サービス業者「イルタンベク」のキム執事(演者イ・ジュニョン)のロマンスを描いたドラマだ。

(写真提供=MBC)イ・ジュニョン(左)、イ・ヘリ

制作陣は“生死を超越した相互互助ロマンス”というキャッチフレーズの下、ロマンスによるときめきと、ぞっとするが温かい依頼で愉快な笑いと感動を与えるという覚悟を示した。

「ファンタジーでもあり、現実的でもある」

 

2021年放送のドラマ『大丈夫じゃない大人たち~オフィス・サバイバル~』以降、約1年ぶりに復活するMBCの水木ドラマとして期待を集めている。

このために、イ・ヘリとイ・ジュニョンがそれぞれ主人公のペク・ドンジュとキム執事を、イ・ギュハンが「イルンベク」のCEOヴィンセントを、ソン・ドクホがドンジュに片思いする熱血巡査ソ・ヘアン役を引き受けた。

シム・ソヨン監督は作品について「『死ぬ前にたった一つのお願いごとをするなら何を願うか?』という質問から始まった作品だ。本質的にはファンタジードラマだが、ファンタジーだけがあるのではなく、誰かを見送らなければならない人々の極めて現実的な話でもあり、その境界にある二人の男女の愛の物語でもある」と、企画意図を明らかにした多彩な話を自負した。 

(画像提供=MBC)『百人力執事 ~願い、かなえます~』ポスター

また、「水木ドラマがなくなると言われた時、ドラマのPDとして残念で悲しかった。ところが、1年ぶりに復活すると聞いて嬉しかった。私たちの作品がその最初の作品になるとは思わなかった。どうしてもスロットを開ける作品なので負担を感じる。だが、スロットと関係なく良いストーリーは長く記憶されるので、荷を下ろして『私の仕事を熱心にしなければ』という覚悟で臨んでいる」と明らかにした。

続けて、差別化したポイントについて「死と別れを重く、悲しく扱わないように努力した。悲しい話を、ある時は淡白に、ある時は愉快に扱おうと努力した」と強調した。

ドラマでは珍しい「葬儀指導士」という職業を演じたイ・ヘリは「職業自体が、普段接することのない職業ではないか。故人の話を聞くことに焦点を合わせようとした。作品に参加しながら周りに一番多くした質問があったが、『もしある日突然、準備もせずに死ぬことになったらどんなお願い事をしたい?』ということだった。答えは二つに分かれた。一つは愛する人にメッセージを伝えたいということ、もう一つは『こんなことならお金をたくさん使えばよかった』ということだった。だから、残った人たちを心配していると思ってドンジュに近づいた」と話した。

(写真提供=MBC)イ・ヘリ

イ・ジュニョンは2018年の『別れが去った』、2020年の『お願い、その男とデートしないで』(原題)に続き、『百人力執事』で再びMBCのドラマに出演する。

イ・ジュニョンは「待っていた」と冗談を言うと、「不思議なことに2年周期ごとに成長していて、今振り返ってみると不思議だ。最初に提案してくださった時、感謝した。シノプシスや台本を見た時、すごく温かくて『この作品は必ずやりたい』と思った」とも明らかにした。

(写真提供=MBC)イ・ジュニョン

イ・ギュハンはヘアスタイルをボブに変え、視線を集めた。

彼は「オファーがきたとき、『ヴィンセント』という名前だけを見て、やると言った。このように独特なキャラクターの名前なら何かがありそうだと。しかし、何もない。ただ、名前がヴィンセントなだけだ。名前は各自がつけることができるのではないか。ただ、ヴィンセントという名前を持つイルタンベクのCEOだ」と笑いながら教えた。

(写真提供=MBC)イ・ギュハン

続けて「町で、友人たちと密かに酒を一杯飲み、慶弔事には全て参加し、でも正体を正確に知っている人はいなく、後に小さな居酒屋やネットカフェを開く、そんな町のお兄さんとして暮らしてきた人が、イルタンベクというスタートアップを作ることになる身近な町内のお兄さんのような人物を表現したかった」と説明している。

ソン・ドクホは「全羅南道・麗水(チョルラナムド・ヨス)からソウルに上京し、熱心に毎日を生きていく小市民的な人物」とし、自身が演じるソ・シアンについて説明した。

また、自然な方言の演技については、「僕はアメリカで生まれ、アメリカ南部から来た。ミーティングで監督とリーディングをした時『縁故があったのか』と聞いてくださった。アメリカで生まれたと言ったら、みんな笑いながら驚いていた。8~9歳の時に韓国に来た」と話した。

続けて「以前、演劇をした時、同じように全羅道で暮らしてきた人物を演じたことがあり、少しラフに方言を話したことがあったが、やはり作品を準備しながら全羅道から来た2人の友人に学んだ。台本が来るたびに夜明けでも電話して、学んだ。二人に感謝する」と方言を身につけた秘話を語った。

(写真提供=MBC)ソン・ドクホ

この日の制作発表会では、俳優たちが特に慎重な態度で答弁に臨んだ。

イ・ギュハンは「私たちのドラマは毎回ネタバレがあり、毎回驚きがある。それで、私たちが話すとき、より慎重になる。見ているときにトイレに行ってきたら見逃すかもしれない。放送をじっくり見て確認してほしい」と視聴を促した。

シム・ソヨン監督は俳優たちのキャスティング理由を明らかにしたりもした。

「俳優の方々は皆それぞれ魅力が強いが、共通的に明るくて元気があり、良かった」と話し、「ヘリさん特有の健康で明るい力がなかったら私が思ったドンジュは描けなかっただろう」と称賛。「ヘリさんと一緒に仕事をすることになったという連絡を、私の誕生日の朝に受けた。あまりにも大きな誕生日プレゼントだったので嬉しかった記憶がある。その日のことが忘れられない」と喜びを伝えた。

「ジュニョンさんとは初めて会った時、とても緊張した。ところが、すぐに彼が恥ずかしがり屋だと思った。今はとても楽で良いし、魅力が多い。俳優としてもそうだし、人としてもきれいな人だと思っている」とイ・ジュニョンの人間性を絶賛した。

また「イ・ギュハン俳優とは4年前に私が入封作(その監督の初めての作品)をする時、一緒だった。その時も今も、撮影現場の中でも外でも私が一番頼り、信頼できる俳優でありながら先輩だったので、今回の作品も、すぐに懇懇と連絡した。私が大好きな先輩」と笑った。

さらに、「ソン・ドクホさんは当然、全羅道出身だろうと思ったほど上手だった。でも違ったので、びっくりした。会ってから5分ほどしか経っていないのに、吸い込まれるような魅力があった。会った瞬間、『ヘアンはこの方だ』と思った」と伝えた。

(写真提供=MBC)

俳優たちも監督に対する信頼が大きかったようだ。

まずイ・ヘリは「監督を初めて見たとき、『監督はどこにいらっしゃいますか?』と訪ねた。若すぎて小さくて驚いた」と笑い、「私たちのドラマはファンタジードラマかと思ったが、読めば読むほど、とても現実的だと思った。ファンタジーだが現実と接しているドラマで、とても融和がよくできていると思った。そのようなストーリーを、監督を見てもっと若く解き、多様な世代を攻略できるという考えで信頼ができた」と話した。

イ・ジュニョンは「初めての出会いにエネルギーが満ちあふれていたと記憶している。本人が準備している作品に自信もあり、とても賢く見えた。最初に気になることが多くてあれこれ質問をしたが、一つも滞りなく素早く説明をしてくれる姿に『ああいう演出なら必ずやってみたい』と感じた」と明らかにし、「劇中の人物のストーリーが日常で起こりうることだと思う。現実的な部分が多く、依頼する方々が心も温かくて良かった」と言った。

イ・ギュハンは「『金持ちの息子』というMBCの作品で初めて監督を見たが、入封作だということが分からないほど現場でのすべてがプロらしかった。小さな体から出るエネルギーに感嘆するほどだった。『この方は近いうちに大韓民国に一線を画す立派な監督になりそうなので、頑張らなきゃ』という気がした。『金持ちの息子』の時、とても上手だった。とても暑い夏だったが、現場を涼しくしようと努力していた部分が今回一緒に作品することになったようで、いつも頑張らなければならないということを、再び感じた」と冗談交じりに話した。

(写真提供=MBC)

「そして、共同演出したパク・ソンヨン監督もその時は助演出だったが、今回共同演出すると聞き、家族のような間柄なのでまた一緒にすることになった。パク・ソンヨン監督が前に、『良いPDになるにはどうすればいいのか』と尋ねてきたので、絶対に簡単に妥協するなと言った。簡単に妥協すれば、最初から多くのことを逃すことになる、と。だからか、最近は撮りすぎている。シム監督の2倍は多い」と絶叫するように話し、笑いと期待感を醸し出した。

ソン・ドクホもまた「最初のオーディションからとても心地よかった。案の定、連絡をいただけて、ありがとうございました」と笑った。

「安置所」であり「楽屋」という空間的な背景が、作品の重要な背景として作用するところ。シム・ソヨン監督は「台本を見て初めて思ったことは、幼い頃に読んだ童話のように、見るだけでも居心地が良くて温かい雰囲気を感じてほしかった。そして実際の安置所を見ると、遺体がある安置所と遺族がいる部屋の間にある入館室が生と死の境界にあるようだった。その特徴を楽屋にも持ってこようとした。これを撮影監督や美術監督と数カ月間、数十回の図面を描きながらアイデアを交わしたのが今の楽屋だ。私たちが隠しておいた意味が楽屋のあちこちにあって探す楽しさがあるだろう」と強調した。

(写真提供=MBC)

最後にシム・ソヨン監督は「肌寒い季節が来ているが、私たちのドラマを見ながらきれいな夏も見て暖かさを感じてほしい」と付け加えた。

なお、『百人力執事』は本日(10月19日)21時50分に初放送され、翌日(10月20日)からAmazonプライム・ビデオを通じて日本でも配信される。

(記事提供=OSEN)

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