長濱ねる絶賛「SDGs」なコーヒーとフード　日産×ブルーボトルコーヒー

元欅坂46で女優の長濱ねるさんが、都内で行われた「NISSAN SAKURA×BLUE BOTTLE COFFEE『SAKURA COFFEE』オープン記念イベント」の2022年10月18日に出席した。

「SAKURA COFFEE」は日産自動車と「ブルーボトルコーヒー」とのコラボレーションで誕生した。新型軽の電気自動車「日産サクラ」による移動型店舗で10月19～31日までの期間限定で営業する。「環境にやさしい未来のコーヒーショップ」をテーマに、東京ドイツ村（千葉県袖ケ浦市）に出店する。

日々の選択で協力できる

長濱さんは農業廃棄物のブルーベリーを使って染め上げたワンピースを身にまとって登場した。「SAKURA COFFEE」でも提供される、持続可能な食材「FUTURE FOODS」をテーマとした、コラボ限定フードメニュー2品を試食した。

小麦粉の代わりに大豆粉と米粉を使ったグルテンフリーのパウンドケーキ「くるみのソイケーキ」を口に運んだ。感想を聞かれると、「すごいおいしいです！ 小麦を使っていないのにしっとりしていて、食べても、もたつかなくて、甘さもくどくなくて、コーヒーを飲むのにぴったりだと思いました」と笑顔を見せた。

次に運ばれてきたのはオーツ麦やチアシード、ドライフルーツ、パンプキンシードなど、環境負荷の低い食材を一晩オーツミルクに漬け込んだ「オーバーナイトオーツ」だ。アメリカのブルーボトルコーヒーでは朝の定番メニューとして人気だという。長濱さんは「柑橘の香りが鼻を通って、爽やかですし朝とかお仕事の間とか、バタバタしているときに食べやすいんじゃないかと思います」と絶賛、終始おいしそうに食べる姿が印象的だった。

イベントの最後、同年代にとっては「SDGs」という言葉を聞いたことがあっても、難しく感じる人も多いとしつつ、

「自分が利用する消費者として日々の選択の中で、（環境に配慮されたコーヒーや自動車、店を選び）利用することで協力になるよといったことを知ってもらえたらいいなと思います」

と、自身も協力していきたいと締めた。

「バンブーファイバー」を使用した「エコストロー」

長濱さんが試食したコーヒーとコラボ限定フードメニュー2 品をJ-CASTトレンド記者も試してみた。

「くるみのソイケーキ」は長濱さんの言う通り、小麦粉を使っていないとは思えないほどしっとりとした仕上がりで、味もしつこくない甘さだ。また、「オーバーナイトオーツ」は上に載ったピンクグレープフルーツとオレンジのシトラスソースのすっぱさが味と彩り、両方のいいアクセントになっていた。

アイスコーヒーで提供されるストローも環境に配慮されている。昨今はやりの「紙」ではなく、竹の繊維「バンブーファイバー」を使用した「エコストロー」を使っているという。そのため、水分でふやけることがなく、また素材の厚みもプラスチックストローのように薄いためコーヒーの味に集中できる。