約90％が紙素材！SDGsな「紙でつくったハッカの虫よけ」でプラスチック使用量削減

最近よく聞く「SDGs（エスディージーズ）」。遠いようで意外に近い、私たちの暮らしの延長線上にある"世界をよくする”取り組みにフィーチャーします。

約90％を紙素材に！プラスチック使用量を削減

ウエ・ルコ

便利で清潔な毎日のための日用雑貨品を手掛けるウエ・ルコ。さりげなく、暮らしに取り入れられるSDGsなアイテムを紹介します。

左上から「紙でつくったハッカの虫よけ」の屋外用・屋内用・あみ戸用。左下から「紙でつくったおむつの消臭剤」10/14発売、「紙でつくったゴミ箱用消臭剤」（ハッカの香り・レモンの香り）

「紙でつくったシリーズ」（写真）は、包装資材の約90％が紙で作られています。大幅にプラスチックの使用量を削減し、地球環境の改善に貢献。

1983年に創業したウエ・ルコは、チャレンジ精神とアイデアで、私たちが「これ便利！」と思う商品を数多く開発しています。

「当社ではSDGs専門チームがあり、営業・開発・デザインなどが一丸となって商品開発をしています。『紙でつくったハッカの虫よけ』は、外箱・内袋・本体ケースの包装資材の約90％に紙素材を用い、大幅にプラスチックの使用量を削減しました。本体ケースは雨にぬれても大丈夫な耐水紙を使用し、屋外用はベランダや玄関に吊るして使えます。天然成分の虫よけ機能はそのままに、家庭になじむ自然なデザインもこだわりです。近年、SDGsは何をしたらいいの？というお客さまの声が多く、ぜひ本商品を取り入れることから始めていただきたいです。また、2022年4月にプラスチック資源循環促進法が施行され、当社も紙や再生可能資源に切り替えた商品開発を続けていきます」

これらの取り組みは、SDGsの＜12:つくる責任つかう責任＞＜14:海の豊かさを守ろう＞につながり、環境改善の貢献になります。

教えてくれたのは…

田中雅貴さん

ウエ・ルコ 営業本部 西日本統括

【From編集部】

屋外用の虫よけながら、本体ケースも紙にする発想に驚きました！ 機能や価格に大差がないなら“環境にやさしい方”を私たちが選び、日常的に使い続けることも地球環境のための行動だと、改めて気づきました。

【SDGsとは？】

SDGs（持続可能な開発目標／ Sustainable DevelopmentGoals）は、2015 年9 月の国連サミットで採択され、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための17のゴール（目標）・169のターゲットから構成される国際目標です。

17のゴール（目標）

１：貧困をなくそう

２：飢餓をゼロに

３：すべての人に健康と福祉を

４：質の高い教育をみんなに

５：ジェンダー平等を実現しよう

６：安全な水とトイレを世界中に

７：エネルギーをみんなにそしてクリーンに

８：働きがいも経済成長も

９：産業と技術革新の基盤をつくろう

10：人や国に不平等をなくそう

11：住み続けられるまちづくりを

12：つくる責任つかう責任

13：気候変動に具体的な対策を

14：海の豊かさを守ろう

15：陸の豊かさも守ろう

16：平和と公正をすべての人に

17：パートナーシップで目標を達成しよう