相手が言葉にしなくても、なんとなく雰囲気で相手の気持ちを理解できる人のことを察しがいい人と言います。察しがいい人は、よく気がつき、上手く立ち回ることができますが、その反面、傷つくことも多いのかもしれません。あなたは“察しのいい人”でしょうか?探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.あおむし
2.三色団子
3.信号機
4.ひょうたん
1.あおむしに見えた人は「やや察しのいい人」
図形があおむしに見えた人は、やや察しのいい人かもしれません。相手が言葉にしなくても、なんとなくの雰囲気を感じとることができるでしょう。ただ、はっきりと理解するというよりは、ぼんやりと感じとっていることが多いかもしれません。
このタイプの人は、繊細な一面を持っている反面、おっとりとしており鈍感なところも同時に併せ持っているかもしれません。そのため、嫌な感じやいい感じというものを、なんとなく感じとってはいますが、それがどういうことなのかまでは理解していないことが多そうです。
ネガティブな雰囲気を感じとった時は、それがなぜなのかわからず、モヤモヤしてしまうことも多いでしょう。とはいえ、なんとなく察してその場を離れるなどアクションは起こしているため、周りからは察しがよいと思われているかもしれません。
2.三色団子に見えた人は「察しのいい人」
図形が三色団子に見えた人は、察しのいい人かもしれません。相手が言葉にしなくても、なんとなく感じとって相手の言わんとしていることを理解することができる人でしょう。相手が何も言っていないうちから心情を理解しているため、傷ついてしまうことも多いかもしれません。
このタイプの人は、観察力に優れており、周りの様子をよく見ている人でしょう。そのため、普段との些細な違いや、空気の変化などに敏感に反応しやすいところがありそうです。また普段からよく見ていることで、話の流れが読みやすいのかもしれません。
相手の自分へのネガティブな気持ちもすぐに察してしまうため、一人で悲しい気持ちになってしまっていることもあるかもしれません。直接言われたわけではないため、確認もできずモヤモヤすることもあるでしょう。ただ、あなたの察しのよさに救われている人は多いはずです。
3.信号機に見えた人は「察しのよくない人」
図形が信号機に見えた人は、察しのよくない人かもしれません。相手が言葉にしてくれないと、何を考えているのか、さっぱりわからないのではないでしょうか。やんわり言われても、いまいち言いたいことがわからないことが多いかもしれません。
このタイプの人は、鈍感で周りのことをあまりよく見ていないかもしれません。そのため、些細な空気の変化などには、全くと言っていいほど無頓着なのではないでしょうか。みんなが空気を察して動いていても、あなただけは気がついていないなんてことも多そうです。
察しをよくするのは難しいことかもしれません。ですので、前もって周りの人に、上手く察することができないから、伝えたいことははっきり言ってほしいと宣言しておくとよいかもしれません。そうすることで、察してほしいと期待をかけられてしまうことを避けられそうです。
4.ひょうたんに見えた人は「あまり察しのよくない人」
図形がひょうたんに見えた人は、あまり察しのよくない人かもしれません。相手が言葉にしてくれなくても、自分では察しているつもりなのではないでしょうか。ところが、見当違いをしていることが意外と多いかもしれません。
このタイプの人は、お調子者で気分が高揚しやすいところがあるでしょう。とても楽しい人で、あなたがいるだけで場の空気がパッと明るくなるのではないでしょうか。ただ、あなた自身、少し天然なところがあり、勘違いしやすい傾向がありそうです。
あなたが何かを察して気を利かせて動いても、相手は予想に反した動きをしてくるということが多いのではないでしょうか。それはおそらく、あなたの察しが大きく外れているせいでしょう。察したつもりでも、もう少し周りをよく見て本当に合っているのか確認した方がよさそうです。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース