1. トップ
  2. 恋愛
  3. 職場によくあるマウンティング。効果的な対策は「メタ認知」と自信

職場によくあるマウンティング。効果的な対策は「メタ認知」と自信

  • 2022.10.18
  • 6026 views
出典:シティリビングWeb

まずは、マウンティングをする人の心理はどういうものか考えてみましょう。もともとマウンティングとは、動物が自己の優位性を示すために相手にまたがることをいいます。上下関係のある職場や、学校、コミュニティなどの人間社会の中でも、言葉や態度、持ち物、学歴、ポジション等で優位性を示す言葉として使われています。

マウントを取る人は、自分に自信がなく、他人からの証人欲求を必要とする人です。自分の軸を持っていて自己をきちんと認められていて幸せな人は、マウントを取ることは無いのですが、努力はしたくないけど、相手より優位に立ちたいがあまり、やたらと所持品を自慢したり、相手を引きずり降ろしてでも優越感に浸りたくなる心理が働くと無意識にマウンティングしてしまうため、厄介です。無意識なので悪気は無く、人よりも優れている自分でいたいという欲求が行為に現れてしまっていたりするのです。

マウンティングされやすい人って?

マウンティングに巻き込まれてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?

距離を置くことが一番の解決策なのですが、職場や地域コミュニティなどでどうしてもかかわらなければならない場合もありますね。

筆者がオススメするマウント撃退方法はシンプルです。マウンティングをしてくる人よりも強くなってしまえばよいのです。謙虚すぎる人や自信がない人、おとなしい人、嫉妬されやすい人、自己主張できない人は、マウンティングされやすい人です。つまり、そのような特徴の逆である、

・自分の意見や主張ができる

・自分に自信がある

・嫌なことは嫌だと言える

このような心理状態に自分自身を高めてしまうことはマウントを撃退するのに非常に効果的です。

また、カウンセラーの持つ「メタ認知」という能力を身につけることも有効です。メタ認知とは、客観的に自分自身の状態を俯瞰してみる技術のことを言います。「弱い犬ほどよく吠える」という言葉を思い出すなど、自分の軸をぶらさずに、相手の言動に動揺しないでやり過ごすことが出来れば心理的なダメージは最小限に抑えられます。こうしたスルー技術を高めつつ、マウントする人の自信の無さを逆手にとって、助けてあげたり、フォローしてあげたり、支えてあげたり、褒めてあげることで、職場内での雰囲気は全体として良好なものに変化していきます。マウントを取る人に自信をつけさせてあげることが出来れば、マウントする必要がなくなるのですから。

重要なのは「自分に自信を持つ」こと

この記事を読んでくださっているあなたは、マウンティングする人ですか?される人ですか?

どちらの立場だとしても、「自分に自信を持つ」ことが重要だということをお伝えしてきました。人間関係のトラブルの間に公平な観察者である審判が常にいるわけではありませんが、できる限りニュートラルな心理状態で、目の前の人の心理に向きあってみてください。

良好でない人間関係を改善するための特効薬や魔法はありませんが、「自分を保ち、相手の気持ちに寄り添い、違いを知って助け合う」そんな思いやりと気遣いが自然にできる人間関係がより多くの職場で作り上げられていくことを願ってやみません。

幸せがみんなの幸せに繋がりますように。人間関係が安定すると、職場の業務効率も上がっていきますよ。

元記事で読む
の記事をもっとみる