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退職経験者300人超に聞いた「退職報告時に悩んだこと」ランキング発表 3位は「慰留されたときの返し方」…1位と2位は?

  • 2022.10.18
退職の意思、いつどうやって伝える?
退職の意思、いつどうやって伝える?

会社に勤めている以上、「退職する」と決めたら、会社に退職の意思を伝えなくてはなりません。しかし、いざ伝えるとなると「いつ、どうやって伝えたらよいのだろう」「円満に退職できるかな…」と悩む人も多いと思います。そんな「退職の報告をする際に悩んだこと」について、ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が運営するメディア「Biz Hits」が意識調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。

「本当の退職理由を言っていいのか」悩んだ人も

調査は2022年9月から10月にかけて、退職経験のある男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計320人(男性118人、女性202人)から有効回答を得たものです。

3位は「慰留されたときの返し方」(40人)です。退職を伝えたとき、何らかの理由・事情から「辞めないで」と慰留されるケースは少なくないようで、「引き留められることが分かっていたので、押し切って退職できるか(25歳女性)」「以前『辞めたい』と伝えたときに引き留められたので、退職したいときに辞めさせてもらえるかが心配でした(30歳女性)」といった声が寄せられました。慰留してくれたことへのお礼を伝えた上で、「退職意思は変わらない」ことをきっぱりと伝えることが重要でしょう。

2位には「伝えるタイミング」(80人)がランクイン。「繁忙期以外の時期や、上司の機嫌がよくて予定がない日を見定めること(26歳女性)」「忙しい上司だったため、伝えるタイミングや時間に悩みました(28歳男性)」「タイミング。『遅過ぎても早過ぎてもダメだろう』と、時期はものすごく考えた(38歳女性)」と、悩んだ人が多いことがうかがえる結果に。一般的には、退職希望日の1~3カ月前に退職意思を伝えるのが目安とされていますが、就業規則で「退職意思を報告する時期」を定めている会社が多いため、退職を決めたらまず確認することが大事です。

そして、1位に選ばれたのは「退職理由の伝え方」(90人)でした。「本音を伝えてしまうと気まずくなるのでは」と悩んだタイプの人と、「本当の理由を誤解なく受け取ってもらうにはどうしたらいいか」で悩んだタイプの人がいるようで、「『他にやりたい仕事がある』という退職理由でした。『今の仕事に満足していない』と受け取られないよう、どのように話すか悩みました(23歳女性)」「給料や人間関係に不満があって辞める際、本当の理由を言っていいものなのか悩みました(37歳男性)」というリアルな体験談が集まりました。「会社への不満」が退職理由であるケースも少なくないと思いますが、「新しい環境でスキルアップ、キャリアアップしたい」といったポジティブな理由の方が、納得してもらいやすいのかもしれません。

オトナンサー編集部

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