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【福岡市】開業!街と人を繋ぐホテル クロスライフ 【博多柳橋編】

  • 2022.10.17
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日本国内13の旅館・ホテルを展開するORIX HOTELS & RESORTS。そこに新たなカジュアル・ライフスタイルブランド「CROSS Life」(クロスライフ)が登場しました。ブランド初形態となるホテルとして選ばれたのがここ福岡の街。2022年10月1日、鮮やかに2軒同時に開業されました。「クロスライフ博多天神」「クロスライフ博多柳橋」2軒のホテルを前編・後編と2回に分けてレポートします。さて、前編となる今回は「博多柳橋編」です。

クロスライフとは?

「クロスライフ」は、ホテルでありながらも地域とつながり、そこでしかできない街の魅力を体験しながら、自分なりの過ごし方を追求できる場所。ホテルよりももっと身近に感じられる「自分らしくいられるお気に入りの場所」となることがコンセプト。人と地域の新しい結び(クロス)をつくる、という意味が「クロスライフ」というホテル名の由来になっているんですね。そう、ご存じの通り福岡は独特の文化や食事、アートや音楽などが盛んで、日本でも人気の都市で有り続けています。そんな福岡とクロスライフの融合、素敵に決まってると言い切れます。

クロスライフ博多柳橋へ

まずは「クロスライフ博多柳橋」からご紹介。場所はその名の通り、「福岡の台所」としても有名な食の宝庫、福岡市中央区にある柳橋連合市場のすぐ側です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

クロスライフ博多柳橋 正面入り口

出典:リビングふくおか・北九州Web

明るい光が差し込むロビーフロア 吹き抜けの開放感溢れるロビーは、木目の温かみ溢れる天井とカウンターテーブルがあり、まさに洗練されたカジュアル。ここはロビーでありながら、カフェでもあるんです。と、言うのは??

出典:リビングふくおか・北九州Web

福岡市内に住む方で、知らない人はいないんじゃないかと言うほど有名なコーヒーショップ「manu coffee」。現在福岡に3店舗を構えています。今回オープニングコラボレーションが実現し、期間限定カフェの監修という形でロビーフロアに登場です。クロスライフ ブランドマネージャーの浅場さんに詳しくお話を伺ったところ、「クロス、という意味がここにあります。」と。「manu coffeeさんの店舗はこのホテルのすぐ近くに実店舗があります。ただ紹介するだけではなく、実際にお店にも足を運んでいただきたい、という思いもあり『敢えて』ここでは全てのメニューを展開していないんです。地域とホテル、お客様を結ぶホテルコンセプトの一部分と思ってください!」とのこと。メニューをよく見てみると、充実のコーヒーの傍らには福岡を代表する「リョーユーパン」のマンハッタンが…!(リョーユーパンといえば、以前地域特派員仲間のホークス大好きさんが取材しています。是非ご覧になってみてくださいね。)

こちらで購入したコーヒーや軽食はロビーでもいただけるのですが、購入後2階のカフェ「360°Hub」に持ち込んでスペースを利用することも可能なんです。それでは早速そんな2階へ行ってみましょう。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「360°Hub」(スリーシックスティハブ)という名のこちらのスペース。午前11時までは宿泊者の朝食スペースとして利用されますが、それ以降は自由に利用できるスペースへと変身します。(要カフェにてワンオーダー)ここでは仕事をしたり、読書をしたり、自由気ままにライフスタイルに合わせた使用方法で過ごすことが可能。今後は地域と繋がるイベントや交流の場としても予定されており、コミュニティプレイスとしての場所にも期待ができそうです。

コネクトボード
出典:リビングふくおか・北九州Web

そして、エントランス横に圧倒的な存在感を放っているのはコミュニケーションボードというもの。「ホテル側からの発信+ユーザー(宿泊客、地域の人の発信、情報共有)」など、オフライン・オンラインもこえて、地域と人がスムーズにつながっていくツールとして作られました。周辺の美味しいお店から、近隣の有名観光地などなど。定期的に書き換えられるそうなのでかかさずチェックしてください!

気になる客室は?
出典:リビングふくおか・北九州Web

コンフォートフーム(ツインベッド+ソファーベッド)

スタンダードな客室。至る所に存在する木の温かみと、グレーベースのソファやテーブルに落ち着きを感じられます。夜は間接照明が優しく照らして、また良い雰囲気になりそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

2段ベッドルーム

グループ旅行に最適な最大4名の宿泊が可能な二段ベッドタイプをご紹介します。スタンダードな客室もありますが、街中にあるスタイリッシュなホテルに宿泊する「家族旅行」でよくあるのが「2名様までしか客室が無い問題」です。こちらのお部屋だと、別々のお部屋を予約する必要も無く、全員でひとつのお部屋で楽しく過ごせます。街中へのアクセスも抜群なので、ちょっと博多屋台へ繰り出した後はお部屋に戻り、2段ベッドでの寝泊まり、ちょっと合宿のような気分も味わえそうですね。

小石原焼の世界

さて、2つのクロスライフをご紹介しようとしていますが、ここでクロスライフPR担当矢野さんに、「博多天神」と「博多柳橋」はどこが違うのかストレートに質問してみました。「クロスライフ博多柳橋にだけあるのは『小石原焼』です!」

出典:リビングふくおか・北九州Web

クロスライフ博多柳橋ホテル内の階数表示や客室案内表示には、福岡の伝統工芸品である小石原焼が使用されています。小石原焼は福岡県朝倉郡東峰村の小石原地区で作られる陶器で、「とび鉋」や「刷毛目」という技法により、整然としながらも温かみがあり、日用的にも使い易く全国的に愛され続けています。なんと、その中から13の窯元とコラボレーション!基本的な手法は同じ「小石原焼」と言えども、窯元によって特徴は少しずつ異なり、その13の窯元さんがそれぞれ個性豊かにフロアサインを表現しています。一人一人の窯元さんについてはクロスライフ公式ホームページですべて紹介してくれています。

そんな素敵なフロアサインを少しだけご紹介!

出典:リビングふくおか・北九州Web

早川窯元

出典:リビングふくおか・北九州Web

カネハ窯元

各階それぞれの窯元さんによる焼物サインを眺めるだけでも時間が足りなくなりそうです。どの作品にもひとつひとつ職人さんの想いがしっかりと表現されているようでした。

実はオープニング前日のセレモニーにて、小石原焼伝統工芸士であるカネハ窯・熊谷氏のパフォーマンスを拝見することができました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

職人の手と眼差しに熱い想いを感じます

小石原焼とクロスライフがひとつとなり、新たな化学反応として福岡の街がさらに輝くような、そんな予感がする時間でした。きっとたくさんの出会いがあなたを待ってくれているはずです!

たくさんのご紹介となりましたが、「博多柳橋編」はここらで終了です。続きましては「博多天神編」へ進みます!

クロスライフ、是非その目でお確かめください!

クロスライフ博多柳橋 公式ホームページ https://crosslife-hakatayanagibashi.orixhotelsandresorts.com/

【アクセス】 クロスライフ博多柳橋 【地下鉄】空港線『天神』駅東 12 番 C 出口より徒歩 12 分 / 地下鉄七隈線『渡辺通』駅 2 番出口より徒歩 4 分

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