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【目黒】目黒区美術館のカフェは都会のオアシス

  • 2022.10.17
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1987年に開館した目黒区美術館は、今年、開館35周年目を迎えます。 目黒区美術館の最初の収蔵作品である藤田嗣治《動物群》が展示されるとの案内があったので、芸術の秋を堪能すべく、目黒までおでかけすることにしました。 レオナール・フジタ(藤田嗣治)は、森鴎外の勧めもあって東京美術学校(現東京藝術大学)に入学したそうです。

落ち着くラウンジで一休み

目黒川沿いを歩いて、目黒区美術館に到着しました。

出典:リビング東京Web

少し歩いたので、展示を見る前に一休みしたいと思っていたところ、ラウンジのカフェが開いていました。ラウンジは美術館が開館している日に利用することができますが、カフェは13~16時の限定オープンです。ラウンジだけ利用したいときには、受付で「ラウンジ一般利用カード」をもらえばいいようです。

紅茶とクッキーのセットが350円!

こちらがメニューです。

出典:リビング東京Web

【飲み物】 ホットコーヒー 270円 栗の和紅茶(※GODIVAのチョコ1個付き) 220円 アイスコーヒー 220円 アイスティー 220円(※レモンティーにもできます) 【お菓子】 コーンクッキー 各180円(カレンズ、オレンジピール、ピーナッツ、チョコチップ、ごま) クッキー 各180円(紅茶、シナモン) 【クッキーセット(ドリンク付き)】 各飲み物に+130円でお菓子がつきます 【お持ち帰り】 コーンクッキー、クッキー 各177円

栗の和紅茶は秋限定で、開館35周年をお祝いしてGODIVAのチョコレートが付きます。 なんて太っ腹!クッキーは、知的障害者の自助自立の支援事業を行っている社会福祉法人もえぎの会 しいの実社が作ったものです。

出典:リビング東京Web

気になる「カレンズ」とは、小粒のぶどうのことだと教えてもらいました。一口大の小ぶりなクッキーに合いそうです。カウンターで、栗の和紅茶とコーンクッキー(カレンズ)を注文して、好きな席で待ちます。お会計は、ラウンジを出るときに美術館の受付で後払いです。

しばらくすると、クッキーセットが運ばれてきました。

出典:リビング東京Web

栗の和紅茶は静岡産で、控えめな栗の香りがします。渋みやクセがなく、お砂糖なしでも天然の甘味があるのがいいです。繊細なマロングラッセのような香りが広がるので、そのままストレートで飲むのがおすすめです。

このカフェは美術館ボランティアの方が運営しているとのことで、開館時からのサービスのようです。上品なマダムがサーブしてくれる紅茶は格別でした。紅茶も美味しかったですが、丁寧にハンドドリップで淹れられたコーヒーもひそかに評判となっているようです。次回は、コーヒーを楽しみたいです。

あたたかみのある美術館

都内には様々な特色を持った美術館が数多く点在しています。

出典:リビング東京Web

中でも、この目黒区美術館は地域に息づく美術館として、私の好きなおすすめの美術館の一つです。展示だけではなく、教育普及に展開するという活動を先駆的に行ってきたようです。コレクションは美術館が独自に形成したものではなく、多くの人とのつながりや信頼関係の中で育むものなのだという意識の高さは、どんな企画展展覧会からも伝わってきます。

区民の財産であるコレクションを大切に守りながら活用していく姿勢には頭が下がります。定期的に足を運びたい美術館です。ぜひ、みなさんも目黒区美術館に足をはこんでみてください。

■目黒区美術館 所:〒153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36 目黒区民センター敷地内 TEL:03-3714-1201 開催中の展覧会:「コレクション解体新書Ⅰ フジタが目黒にやって来た ―作品収集のあゆみ」(10/8~11/20) 観覧料:展覧会ごとに異なる。現在開催中の「コレクション解体新書Ⅰ」は一般700円 大高生・65歳以上550円 ※中学生以下無料 開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで) 休館日:月曜日(祝日・休日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)、展示替期間 公式HP:https://mmat.jp/ アクセス:JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線 「目黒駅」徒歩約10分 東京メトロ日比谷線・東急東横線 「中目黒駅」徒歩約20分 ※駐車場なし

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