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給湯器の電源、「つけっぱなし」と「都度消し」はどちらが節約になる?

  • 2022.10.15
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光熱費が上がっているので、何かいい節約方法が知りたい……と思っている人は多いはず。そこで今回は、ガス給湯器、洗濯機、キッチンのコンロの3つに注目し、どのような使い方が節約につながるのかを調べてみました。

■ガス給湯器「都度消し」vs「つけっぱなし」どちらがお得?

ガス給湯器は「つけっぱなし」よりも「都度消し」の方が光熱費の節約に繋がります。資源エネルギー庁が発表した「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」によると、当時販売されていた最新のガス給湯機器の待機電力は、おおむね2~3ワット。都度消しを行えば、その分、電気代が節約できます。

また、ガス給湯器の電源をオンにしていると、蛇口をひねるたびにガス給湯器は着火しようとするので、その都度ガス代が発生します。その点都度消しなら、いくら蛇口をひねっても、電源をオフにしている間はガス代が発生しません。

■洗濯「こまめに洗う」vs「まとめ洗い」どちらがお得?

丁寧に色分けをしたりして、こまめに洗濯をしている人もいるでしょう。しかし、1回で洗濯できる量を分けて洗濯すると、それだけ電気代も水道代もがかかります。

経済産業省資源エネルギー庁の調べによると、洗濯機の容量に対して4割の洗濯物を洗う場合と、8割で洗う回数を半分にした場合を比べると、水道代を含めて年間で約4,510円の節約になるという結果が出ています。節約を考えると、こまめに洗うよりまとめ洗いがおすすめです。

■キッチンのコンロ「ガスコンロ」vs「IH」どちらがお得?

エネルギーコストは、都市ガスは約12円(1kWhあたり)、プロパンガスは約21円、IHは12〜38円(使用時間帯による)になります。つまり、都市ガスの地域ならガスコンロ、プロパンガスの地域ならIHのほうがお得になる可能性が高いです。

■少しの工夫で光熱費ダウンを

こまめな節約習慣を身につければ、長い目で見るとかなりの効果が期待できます。日常生活の中で無意識でもできるような習慣づけを工夫すれば、ストレスにもならないでしょう。光熱費が高い今だからこそ、日々の暮らし方を見直してみてはいかがでしょうか。

文・fuelle編集部

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