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「絶対23歳じゃありませんよね?!」本人限定郵便に対応してきたのは明らかにアラフィフのオバサンで…?!

  • 2022.10.15

個人の自宅に手紙や荷物を届ける配達員は、時に世間の想像を上回るクレームに見舞われるそうです。今回は、以前配達員として働いていた筆者の友人に、本人限定郵便に関する困ったクレーマーのエピソードを聞きました!

画像: ftnews.jp
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そもそも「本人限定受取郵便」とは?

郵便にはさまざまな種類がありますが、中でも「本人限定受取郵便」はその名の通り本人しか受け取ることができません。
この郵便を受け取るためには写真付きの公的証明書1点、もしくは写真なしの公的証明書2点が必要など、厳しいルールが設けられています。

もちろん、たとえ同居している家族であっても本人の代わりに受け取ることはできません!

23歳のはずが、出迎えたのは明らかにアラフィフのオバサン!?

配達員として働いていた友人は、本人確認郵便を配達するために、一軒のお宅に出向きました。
玄関先に出てきたのは推定アラフィフの中年女性。説明して、身分証明となる保険証などを持ってきてもらったのですが……

氏名とともに生年月日を必要書類に書き写す際、友人はふと違和感に気付きます。
女性が持ってきた保険証の生年月日は「1999年○月○日」、つまり現在23歳の人のものです。でも目の前にいるのは明らかにアラフィフのオバサン……一体どういうこと?!

開き直るクレーマーオバサン

とはいえ仕事なので突っ込まないわけにもいかず、「失礼ですが、ご本人……ではないですよね?」と尋ねる友人。

するとオバサンは語気荒く「ハァ?!本人だけど?!なんでそんな失礼なこと聞かれなきゃいけないわけ?!」とブチキレ。
「いや、でもこれ23歳って……」と食い下がる友人に「アタシが23歳に見えないってこと?!」と激昂するオバサン……。

すったもんだの末、最終的に「そうよ!それはウチの娘宛ての!でも親なんだから受け取っていいでしょ!」と開き直る始末。

「法律に違反する!」の一言で急にしおらしく……

「絶対に受け取りたい」「それがないと困る」「誰にも内緒にするから今回だけ特別に受け取らせてよ!」と無茶なことを言い続けるオバサン。

仕方なく友人が「本人じゃない人にこの郵便を渡してしまうと、法律に違反してしまうんですよ!」と告げたところ、「法律」という言葉に怖気づいたのか、やっと引き下がってくれたそうです。

実はこれは事実で、郵便に関することは「郵便法」という法律で細かく定められています。配達員はその法律に従って仕事をしているんです。
無茶な要望をして、このオバサンのように配達員の人たちを困らせないように気をつけたいですね!

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

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