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アナタの人生に「マイナスな人」「プラスな人」、境界線ココにあり!

  • 2015.10.29
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「来週、久しぶりにランチでも行かない?」と友達からのうれしいお誘い。そんなとき、何も考えずOKを出していませんか? 実は、どんな人に会うかで自分のその後の人生が変わってくることがあるのです。

今回は、“自分育てのために会うべき人”について、心理カウンセラーの筆者の経験をもとにご紹介します。

 

■今日、誰に会うかで人生が変わる!?

私たちの考え方には、遺伝的要因ももちろんですが“環境的な要因”も非常に大きな影響を与えます。

考え方は行動の基盤になるもので、その行動の積み重ねが人生ですから、どういう考えをもつかはそのままどういう人生を送るかに直結するのです。そして日々あなたが出会う“人”も環境の1つです。

 

■自分を萎縮させる人はNG

筆者には、昔からかわいがってくれる先輩がいました。しかし、何か相談をすると必ず厳しい批判とともに「それはやめておいた方がいい」という消極的結論に至ることがほとんどでした。

しかも、筆者自身に起きた昔の出来事を例に取り、実に論理的にその理由を説明するのです。すると、全て事実にもとづいた正しい話だし「たしかに私にはそんなこと出来るわけがないな」と考えるようになります。そもそも、誰よりも自分のことを考えてくれているはずの先輩が、自分のことを悪い方向へ導くわけがないと思いますよね。

しかし、この日を境にやること成すことすべて裏目に出るようになってしまいました。先輩のアドバイスは愛情に変わりありません。ですが、将来を案ずるあまり厳しい批判で過小評価するので、筆者は自信をなくし成功ビジョンも見えなくなってしまったのです。

 

■前向きな言葉が自信をつくる

一方筆者には、知り合って間もない学習塾を経営している女性の友人がいます。

彼女はいつも大げさなほど褒めてくれ、思いついたことは何でも挑戦しろと背中を押してくれます。「できるできる!大丈夫!きっと上手くいくよ!」と言うのです。はじめは、あまりの前向きさに「私のことなんか何も知らないくせに何て無責任!」 と思わずにはいられませんでした。

ところがこの翌日から、やること成すこと全てが予想以上のよい展開となり、次々と夢を叶えることができました。過大評価されたことで自信を持ち、大股で前進することができるようになったのです。少々のミスは気にせず、仲間を巻き込んで声まで大きくなります。

これは極端な例ですが、“人と会う”というのはこれだけ大きな影響を自分に及ぼします。ですから、もし今は自信を失っているというのであれば、先輩のようなタイプの人に会うとさらに萎縮してしまう可能性があるのです。

そんなときはこの学習塾の経営者のような、人を鼓舞するくらい前向きな人に会いに出かけて行く方がパワフルになれるでしょう。

もし自分のやっていることがマンネリ化していて、少し厳しいコメントが欲しいと思うのであれば、この先輩のようなタイプの人に会いに行くことも効果的です。シビアな客観的評価をもらえ、次のステップを目指すこともできますよ。

 

いかがでしたか。今、自分をどのような環境においてあげるとよいのかを考えて会う人を選ぶと、ますます自分を成長させることができますよ。

【著者略歴】

※ 波登かおり・・・チャージアップ代表・心理カウンセラー 1999年資格取得後事務所設立。後に波登カウンセリング学院・有限会社チャージアップ設立。2004年『チャージ療法』『チャージング』を発案、商標登録。『自己肯定観、人間関係プログラム』を確立。後にカウンセラー養成や派遣業務を経て、現在は個人事業として活動中。講演・執筆を通し「自分の元気の作り方」を提案している。講演は民間企業を始め、経済産業省、国土交通省、全国の商工会、大学や保育園など。著書に『ココロ磨き』ポプラ社、『1分間元気チャージ』幻冬舎。

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