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ダイヤモンドがおすすめのブランドは?世界3大カッターズや5大ジュエラーも紹介

  • 2022.10.14
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ダイヤモンドのおすすめブランド①世界3大カッターズブランド

最初に世界3大カッターズブランドを紹介します。カッターズブランドとは、ダイヤモンドを原石から切り出して研磨、カッティングを施すブランドのことです。

ロイヤル・アッシャー(ROYAL ASSCHER)
ロイヤル・アッシャーのダイヤモンドリング

ロイヤル・アッシャー(ROYAL ASSCHER)は、世界で唯一「ロイヤル」の称号を持つブランドです。1854年、オランダ・アムステルダムで創業。1980年にオランダのユリアナ女王より「ロイヤル」の称号を授けられました。

「エメラルド・カット」「ロイヤル・アッシャー・カット」といった革新的なカットを開発しています。また採用するダイヤモンド原石は、世界の原石で上位5%に入る最高品質のもののみ、「ロイヤル」の称号にふさわしい技術と品質を誇っています。

ラザールダイヤモンド(LAZARE DIAMOND)
ラザールダイヤモンドのリング

ラザールダイヤモンド(LAZARE DIAMOND)は、「世界で最も美しいダイヤモンド」と称されるブランドです。1903年、アメリカ・ニューヨークで創業しました。

当時、ダイヤモンドの評価基準は、色(Color)・カラット(Carat)・透明度(Clarity)の「3C」でした。その「3C」にカット(Cut)を含めた「4C」を提案し、定着させたことも有名です。希少な、ゆがみのない正八面体の「オクタヘドロン」を中心に選りすぐりの原石を使用していることも大きな特徴です。

モニッケンダム(MONNICKENDAM)
モニッケンダムのダイヤモンドペンダント

モニッケンダム(MONNICKENDAM)は、白く豊潤な光「ラクジュアリー・ホワイト」で有名なブランドです。1890年オランダで創立され、現在はイギリスで発信しています。

1966年クイーンズアワード英国産業賞(Qeen’s Award to industry)をエリザベス女王より授与されました。カット技術である「サークル・オブ・ラスター(光の輪)」を編み出し、美しい輝きを誇っています。

ダイヤモンドのおすすめブランド②5大ジュエラー

続いて5大ジュエラーを紹介します。5大ジュエラーとは、世界的な知名度と人気の高さを誇る高級ジュエリーブランド5社のことです。

ティファニー(Tiffany & Co.)
ティファニーのリング

ティファニー(Tiffany & Co.)は、1837年創業のアメリカ発祥のジュエラーです。映画の舞台にもなったティファニー本店はニューヨークの観光名所になるなど、5大ジュエラーの中でも知名度が高いです。

エンゲージリングの主流である、ダイヤモンドを6本の爪で止めるセッティング法は、ティファ―ニーが1887年に考案したもので「ティファニーセッティング」と呼ばれています。

カルティエ(Cartier)
カルティエの3連リング

カルティエ(Cartier)は、1847年に創業したフランス発祥のヨーロッパ各国の王室御用達ブランドです。時計の製造でも名をあげており、世界で初めて腕時計を作ったブランドとされています。シンプルなデザインからゴージャス感のあるデザインまで、年齢や好みによって選べるラインナップが魅力です。

ブルガリ(BVLGARI)
ブルガリのペンダント

ブルガリ(BVLGARI)は、1884年創業のイタリアを代表するブランドです。ジュエリーだけでなく、時計「ブルガリウォッチ」や香水「ブルガリ プールオム」も人気。「ディーヴァ ドリーム」といったローマへのオマージュを原点としたデザインが特徴です。

ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)
ヴァンクリーフ&アーペルのペンダント

ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)は、1906年創業のフランス発祥のブランドです。5大ジュエラーの中で唯一パリの5大ジュエラー(グランサンク)に入っています。蝶や花などの自然をモチーフにしたフェミニンなジュエリーが人気。一点物の高価な商品とは別に、価格を抑えたブティックラインもあり、身に着けやすいのも魅力です。

ハリーウィンストン(Harry Winston)
ハリーウィンストンのリング

ハリーウィンストン(Harry Winston)はダイヤモンドの王(キング・オブ・ダイヤモンド)と呼ばれる、1932年に創業されたアメリカ・ニューヨーク発祥のジュエラーです。

他のダイヤモンドジュエリーと比較しても大粒のものが多いのが特徴。高品質ダイヤモンドに高い技術でのカットや研磨されたジュエリーで、ハリウッド女優など世界中のセレブから評価されています。

ダイヤモンドのおすすめブランド③その他

世界3大カッターズや5大ジュエラー以外を紹介しました。ここからは、その他のおすすめブランドから、グラフ(GRAFF)とショーメ(CHAUMET)の2社を紹介します。

グラフ(GRAFF)
グラフのペンダント

グラフ(GRAFF)は、1960年にローレンス・グラフが創立したイギリス初のダイヤモンドジュエラーです。希少な大粒のカラーダイヤモンドを使い、絢爛たるジュエリーを生み出しています。1973年、イギリスで最も権威のある賞 "Queen's Award" を受賞しました。

ショーメ(CHAUMET)
ショーメのリング

ショーメ(CHAUMET)は、パリの5大ジュエラー(グランサンク)の1つです。1780年、フランスでマリ=エティエンヌ・ニトが創業しました。ナポレオンが妻や姪の結婚指輪をつくらせたことで有名なブランドです。

ショーメを代表するコレクション「リアン」はフランス語で「絆」を意味します。さらに2世紀に渡るブランドの歴史から「永遠」を連想。「絆」と「永遠」を結婚(婚約)指輪にして愛を証明することから「永遠と愛の絆の証」と呼ばれます。

ブランドとともに知っておきたいダイヤモンドの選び方

ダイヤモンドの指輪を着けた女性

おすすめのブランドが分かったところで、ダイヤモンドの選び方を確認しましょう。ダイヤモンドには、国際的なダイヤモンド鑑定機関GIA(米国宝石学会)の定める国際基準4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)があります。それぞれの意味と評価基準を紹介します。

カラット|ダイヤモンドの重さ

カラット(Carat)とはダイヤモンドの重さの単位(ct) のことです。1カラット=0.2グラム、直径の目安は6.5mm前後。カラット数が増えると重さが増し、ダイヤモンドの価値は高くなり、価格も上昇します。

カラー|ダイヤモンドの色

カラー(Color)とは、ダイヤモンド自体の地色を判断する基準です。カラーの評価はD~Zまでの23段階で、Dが最も無色透明に近く価値が高いです。D~Zの範囲外になる、青や黄色、ピンクといった発色が鮮やかなものはファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれ、発色が良いほど価値が高くなります。

クラリティ|ダイヤモンドの透明度

クラリティ(Clarity)とは、ダイヤモンドの透明度を判断する基準です。クラリティは内部にあるインクルージョン(不純物)や、外部にあるブレミッシュ(傷)をどれほど含むかを判断します。グレードが高いほど、不純物や傷がなくて美しいダイヤモンドです。

グレードは高い順から「FL→IF→VVS1→VVS2→VS1→VS2→SI1→SI2→I1→I2→I3」です。「VS2」以上は、肉眼では、ほぼ不純物や傷を確認できないレベルで、ダイヤモンドを選ぶなら「VS2」以上が望ましいでしょう。

カット|ダイヤモンドの加工技術

カット(Cut)とは、ダイヤモンド加工技術を判断する基準です。評価項目は、プロポーション(ダイヤモンドの形を作る比率)、ポリッシュ(研磨状態)、シンメトリー(対称性)の3つです。カットにより、光をどれだけ取り込み反射させるか、ダイヤモンドの輝きや煌めきが決まります。

グレードは高い順から「エクセレント→ベリーグッド→グッド→フェア→プア」の5段階です。3つすべての項目がExcellentと評価されると、3EX(トリプルエクセレント)で、最も優れたカットを施したダイヤモンドと評されます。

ブランドのダイヤモンドはリユースショップでの購入もおすすめ

ハイブランドのダイヤモンドを購入するなら、リユースショップを利用するのもおすすめです。

ハイブランドの高品質なダイヤモンドは経年劣化が少ないにもかかわらず、リーズナブルな値段で手に入ります。他とは被らない生産終了のダイヤモンドアイテムに出会える可能性があるのも、リユースショップを利用するメリット。

さらにリユースショップで購入することは、物を永く使うことにつながり、サステナブルな行動です。

ダイヤモンドのおすすめブランドで、ワンランク上の輝きを

ハイブランドのダイヤモンドは上質でデザインも優れており、一生モノとして永く愛用できます。リユースショップを活用すれば、他とは被らないレアなアイテムを入手でき、サステナブルにおしゃれを楽しめるでしょう。ハイブランドのダイヤモンドを手に入れて、ワンランク上の輝きを身に着けてみませんか。

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