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「プライベートより仕事」「キーボードを人さし指だけで打つ」の声も… 職場で年上に感じる「世代間ギャップ」“圧倒的”1位は?

  • 2022.10.14
職場で「世代間ギャップ」感じる?
職場で「世代間ギャップ」感じる?

多くの職場では、年齢や世代が異なる人同士が関わり合って仕事をしていることと思います。そうした中で、年上の上司や先輩の言動・行動などから「世代間ギャップ」を感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。世代間ギャップが大き過ぎるあまり、職場の雰囲気や働きやすさに影響が出るケースもあるかもしれません。そんな「職場で感じる世代間ギャップ」について、ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が運営するメディア「Biz Hits」が意識調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。

「価値観の押し付けに拒否感」も?

調査は2022年9月、20代以上の働く男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計498人(男性202人、女性296人)から有効回答を得たものです。なお、回答者の年代は、20代27.9%、30代45.4%、40代18.9%、50代以上7.8%となっています。

まず、「職場で何歳以上に世代間ギャップを感じるか」を聞いたところ、「10〜14歳」と回答した人が44.9%と最多に。次いで、「20〜24歳」(21.2%)、「15〜19歳」(18.8%)と続きました。「10歳」という区切りで、受けてきた教育も、育ってきたときの社会情勢も大きく違うからか、ギャップを感じる人が増えていることがうかがえます。また、「バブル世代は金銭感覚が違う」「就職氷河期世代は仕事への取り組み方が違う」など、特定の世代に対してギャップを感じている人もいるようです。

次に、「職場で年上に世代間ギャップを感じること」について、具体的な内容を聞きました(複数回答)。

3位は「IT・PCが苦手」(53人)。子ども時代や学生時代からスマホやパソコンに親しんできた世代は、年上世代のITスキルにもどかしさを感じることも多いようで、「最新のアプリやソフトの習得に手間取っている(29歳男性)」「スマホの使い方について聞かれたとき(33歳女性)」「キーボードを人さし指だけで打つ(40歳女性)」といったコメントが寄せられました。

2位には「仕事への姿勢が違う」(107人)がランクイン。「出世に興味があること(28歳男性)」「仕事に対する意識にギャップを感じます。上の世代の人たちはプライベートよりも仕事を大事にしているので(32歳女性)」など、年上世代の「仕事第一」「有給休暇をあまり消化しない」といった働き方や価値観に違和感を覚えている若手が多いことがうかがえる結果に。中には、「仕事の価値観。『仕事優先』『休むには相応の理由が必要』といった考えを押し付けられるときにギャップを感じます(39歳男性)」など、価値観の押し付けに拒否感を持っている人もいるようです。

そして、1位に選ばれたのは「日常会話の話題が合わない」(202人)でした。「昔、流行したもの」などの話題で内容が分からず、年上世代の盛り上がりについていけない人が多いようで、「休憩中に雑談していても『何それ?』となることが多い(23歳女性)」「好きな歌手とか高校時代の話をしたとき、話がかみ合わなかった(38歳女性)」といった声が集まりました。逆に、若手が好きな音楽や、最近の流行に関する話題には、年上がついていけないことも考えられ、互いに世代間ギャップを感じやすい部分なのかもしれません。

オトナンサー編集部

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