【市が尾】買い物で気軽にSDGｓ障害福祉ショップ　sari-sari（サリサリ）

区内の福祉施設で作られた商品が購入できる

sari-sari（サリサリ）は、今年9月に市ヶ尾町にオープンした、障害福祉アンテナショップです。

このショップを運営するのは『NPO法人らいちょう』という就労継続支援施設（作業所）です。施設の利用者が作った無農薬野菜や木工製品をはじめ、近隣の福祉施設で作っているおせんべいやハーバリウムなども販売しています。

野菜などの食品がたくさん

採れたての新鮮野菜が並びます。中にはビッグサイズのカボチャも

区内にある他の事業所の製品も取り扱っています。

こちらの鷹の爪は、施設のスタッフと利用者でどうすれば使いやすいか話し合い、オブジェのように飾れて一本ずつ取り出しやすいこの形になったそうです。

珍しい海外の民芸品も

また、こちらの法人では海外支援も行っており、支援先のフィリピンで仕入れた伝統工芸品も取り扱っています。

お店の売り上げは、作業所で働く障がい者の工賃や、海外支援の資金に充てられているとのことです。

取材時店頭に立っておられた手嶋理事長は、「作業所で作ったものを売る場所にとどまらず、ひきこもりやNEETなど制度の隙間で福祉につながれずに困っている人、『生きにくさ』を感じている人の相談窓口としての役割も担えたら良いと思います」とのことでした。

障害福祉アンテナショップ sari-sari（サリサリ） 神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町1151 営業時間10：00-17：00 休日 土曜、日曜、祝日 電話 080-3442-1972 NPO法人らいちょう公式Instagram：https://www.instagram.com/raichou1972/