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「ママも死ぬの?」子どもに聞かれたらどう答える?「死生観」について向き合う話

  • 2022.10.12
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「命」について考えたときはいつごろでしたか?また、わが子に「命」について聞かれたとき、何と答えたらよいのか悩んだ経験のある人はいるでしょうか。死生観はナイーブな話題ですし、適切な年齢になるまで様子を見たいと思う考えの家庭もあるでしょう。今回ご紹介する『子どもに死を伝えた話』は、ある日、子どもに「ママもいつか死ぬの?」と聞かれたところから始まります。自分ならどうだろうかと考えながら読める『子どもに死を伝えた話』、ダイジェストでごらんください。

「ママもいつか死ぬの?」ある日、娘から聞かれた「命」への問い

このお話はあるママの体験談をもとにしたお話です。主人公はある日娘から「ママもいつか死ぬの?」とたずねられます。まだ幼い娘に「死」についてどう伝えるのがよいだろうかと悩んだ主人公ですが、「いつかはね」と真実を話すことにしました。

主人公がこの判断をした背景には、幼いころから今までに感じてきた「死」への価値観が影響していたといいます。

いつかやってくる「死」だからこそ大切にしたい「生」

主人公の周囲では、幼いころから身近な人が亡くなるというできごとが何度かありました。

仲良くしていた友人や同級生が亡くなる中で、その都度、「死ぬこと」「生きること」について考える機会があったようです。

そうした中で、「死」という悲しいできごとがある一方、誰でもいつか死ぬからこそ、今ある命を大切にしたいという気持ちが芽生えていったといいます。

「命」を大切にすることは、まわりを大切にすること

主人公は娘に対し、「命」の大切さを伝えます。家族みんなが娘・のんちゃんが元気でいてくれるように祈っていること、そして自分を大切にすることは周りを大切にするということ、自分や自分の周りにある「命」を大切にするように話をしました。

「命」を大切にすることで、自分が生きていることを祈る人が幸せになれる。だから自分を大切にする。こうした考え方は小さな子どもでも比較的理解しやすいのかもしれませんね。

タブーとして考えられがちな「死」の話題。子どもに分かりやすいよう、真実を伝えたこの漫画の主人公の体験談からは、学べる点がたくさんあります。あまり嫌煙せず、子どもにとって良いタイミングで向き合っていきたいですね。

原案:andy

イラスト:ちくまサラ

著者:ゆずプー

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