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ふんわり蒸した"甘鯛のヴァポーレきのこのスープ"

  • 2022.10.12

ヴァポーレとは、蒸し料理という意味のイタリア語です。甘鯛をふっくらと蒸しあげて、きのこと合わせれば、秋を感じる極上の一品に。釣りあげたばかりの甘鯛の美味しさを生かしたレシピを、自由が丘のイタリアンレストラン「mondo」の宮木康彦シェフに習いました。

ふんわり蒸した"甘鯛のヴァポーレきのこのスープ"

■“甘鯛のヴァポーレきのこのスープ”をつくる

甘鯛の旬は秋から春にかけて。つまりは、いま食べるのに絶好の魚です!!繊細でふわふわの身が美味しい甘鯛は、割烹料理などでも使われる超高級魚として知られています。ちなみに甘鯛はその名に反して、タイ科ではないのだとか。さて、今回は、秋の旬ものであるきのこをソースとして使い、香り豊かに仕上げました。「魚ときのこの組み合わせに、動物性の脂(今回は豚のラルド)をプラスすると、味わいが豊かになるんです」と宮木シェフ。ほかの料理でも応用できる美味しいコツを、ぜひ試してみてください。


◇材料 (1人分)

甘鯛:半身
★ きのこのスープ:
・ しいたけ:3個
・ 舞茸:1/3株
・ チキンブイヨンスープ:適量
豚のラルド:1枚(背脂)
塩:適量
オリーブオイル:適量


(1)甘鯛を捌く
甘鯛は骨がしっかりした魚なので、中骨を抜くときは、尾っぽの方の中骨までしっかり抜くこと。魚は、手の温度だけでも身が焼けて劣化してしまうので、素早く作業し、しっかり冷やすこと。

甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く
甘鯛を捌く

(2)きのこのスープをつくる
きのこは食べやすい大きさにちぎる。舞茸など旨味が強いきのこを中心にお好きなきのこでOK。鍋にオリーブオイルを入れ、きのこを中火で炒める。きのこが焼きついてきたら火を弱め、きのこに汗をかかせる。全体的にしっとりとしてきたらチキンブイヨンスープを加え、塩で味を整える。

きのこのスープをつくる
きのこのスープをつくる

(3)甘鯛を蒸す
甘鯛の両面に軽く塩を振り、皿の上にクッキングシート敷き、その上にのせる。皮面にオリーブオイルをまんべんなくかけたら蒸し器に入れる。1分半~2分経ち、6割ほど身に火が入ったら、一旦蒸し器から取り出す。このとき、鱗が残っていないか確認し、ある場合は取り除く。

甘鯛を蒸す
甘鯛を蒸す
甘鯛を蒸す
甘鯛を蒸す
甘鯛を蒸す
甘鯛を蒸す

(4)甘鯛にさらに火を入れる
蒸し器から出したら裏返して、1分半~2分置く。置くことで熱が全体に周り、身がしっとりと仕上がる。さらに1分半~2分蒸し器に入れたら取り出す。

(5)仕上げる
器に②のきのこのスープを入れたら、火入れした④の甘鯛をのせ、上から豚のラルドをかける。仕上げにオリーブオイルをひと回ししたら、完成。

完成
完成
□自由が丘のイタリアンレストラン「mondo」
宮木康彦シェフ
宮木康彦シェフ
入口
入口
店内
店内

文:小林真理 撮影:岡本寿


◇店舗情報

「mondo」
【住所】東京都目黒区自由が丘3‐13‐11
【電話番号】03‐3725‐6292
【営業時間】11:30~13:00(L.O.)/18:00~21:00(L.O.)
【定休日】水曜、第1・3木曜
【アクセス】東急東横線・大井町線「自由が丘」駅正面口より徒歩8分


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