今やってないとヤバイかも…！大人女子が最低限やるべき「お金」のこと【マネー連載】

まだまだライフイベントも多い大人女子は、お金について疑問や不安はつきないですよね。特に何もやっていない、何から始めればいいかわからないという人のために、最低限これだけはやってほしいことをプロがレクチャー！

食費、洋服代、コスメ代……自分が何にいくら使っているのか把握することが第1ステップ。家計簿をつけて〝見える化〟して、毎月の支出内容をきちんと知りましょう。

おすすめ家計簿アプリ

初心者向け「家計簿おカネレコ」

電卓のような画面で操作が超簡単！支出がグラフ化され増減が一目瞭然。使いすぎを防ぐ予算機能もあり。

中級者向け「Zaim」

レシートをカメラで読み取る機能の精度が高いと評判。銀行やクレカなどの情報を登録するだけで一括管理。

上級者向け「マネーフォワード ME」

一括管理可能な金融機関やサービスが多いのが強み。支出の無駄を知らせるアラートなど機能も豊富。

目標は具体的に決める

家計を管理すること自体を目標にするのではなく〝1年で50万円貯める〟〝生活費を毎月1万円削る〟など、具体的な目標を持ったほうがモチベーションが上がります！

こまめに家計簿をチェックする

家計は1カ月単位で管理するのが基本だけど、1週間ごとなど、記録を見るだけでいいのでこまめにチェックして〝家計簿をつけている〟意識を持つとGOOD！

下記の表を参考に毎月の予算を算出。家計簿と照らし合わせてオーバーしている項目はお金の使い方を見直して。

ひとり暮らしなら手取り月収の1〜1.5割、実家暮らしなら2〜3割を目安に貯金。確実に貯めるポイントもチェック！

生活費用と貯金用の口座が一緒だとそれぞれいくらあるかがわかりづらく、貯金を崩してしまう原因に。貯金用はメガバンクより金利の高いネット銀行がおすすめ。

毎月決まった日に決まった金額が送金される銀行のサービスを利用。給料が入ったら自動的に給与口座から貯金用口座にお金が入る仕組みを作って〝先取り貯金〟すると貯まりやすい。

旅行や家電購入、お祝いごとなど生活費から捻出するのが難しい臨時出費用のお金を、貯金とは別で貯めておくと◎。1年間でどの程度必要そうか考えて、12で割った額を確保。

教えてくれたのは

（株）Money＆You取締役ファイナンシャルプランナー

高山一恵さん

結婚、出産など多くの転機が訪れる女性にこそお金の知識が必要と、女性目線のマネー事情をわかりやすく発信。豊富な知識をもとに、講演や執筆、マネー相談を行う。顧客にはアラサー女子も多数！「美人百花」本誌にて、「賢く生きるレディのためのマネーサロン」を連載中。

掲載：美人百花2021年7月号「賢く生きるレディのためのマネーサロン」

取材・文/鹿志村杏子監修/高山一恵イラスト/村澤綾香