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マイルズ・テラー、名優目指して邁進中のミスター・ファンタスティック。

  • 2015.10.29
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わずか3億円の製作費ながら今年のアカデミー賞で三冠を遂げた話題作『セッション』に主演し、一躍世界中の注目の存在となったマイルズ・テラー。一見、どこにでもいそうな青年だが、役になりきるカメレオンぶりはすでに名優クラス。今後も話題作、大作への出演が続く若き実力派俳優の素顔をチェック。

『セッション』で注目され、『ファンタスティック・フォー』などSF大作で大活躍。

今年2月発表の第87回アカデミー賞でJ・K・シモンズが助演男優賞に輝いた『セッション』(14)。彼が演じる音楽学校のスパルタ教師の指導に食らいつき、一流のドラマーを目指す主人公・ニーマンを演じた。シモンズの怪演に一歩も引けを取らず、鬼気迫る演技バトルを繰り広げたマイルズの知名度も一気に世界中へ広がった。オスカー授賞式では、マーゴット・ロビーとプレゼンターも務め、今年は『ファンタスティック・フォー』、『ダイバージェントNEO』といったSF設定に青春映画のフレーバーをきかせた大作に続けて出演。新たなスーパースターとしてハリウッドから期待を寄せられている。

映画『セッション』より。Photo: Visual Press Agency/AFLO

映画初主演はなんとニコール・キッドマンの相手役!

現在28歳のマイルズは、2009年に名門ニューヨーク大学の芸術学部にあたるティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツを卒業した実力派。卒業翌年の2010年、初めての映画出演作『ラビット・ホール』(10)でニコール・キッドマンの相手役に抜擢されて鮮烈なデビューを飾った。オーディションで彼の才能にいち早く目をつけたニコールのご指名だったとか。ちなみに演技を始めたのは、高校の演劇クラスの先生が美人だったから、というまさかの理由。タイミングとチャンスに恵まれて天職と出会った強運の持ち主。強運といえば、学生時代に交通事故に遭って瀕死の重傷を負いながら一命をとりとめた経験があり、顔面や首などにそのときの傷跡が薄く残っている。この時の経験は『ラビット・ホール』で演じた役にも活かした。

アイドル人気は要らない! 名優を目指して邁進中。

『恋人まで1%』(14)でザック・エフロンと共演し、彼のファンの熱狂ぶりに若干引き気味に「ああいう人気は要らない」と発言したこともあるマイルズ。故フィリップ・シーモア・ホフマンやジェフ・ブリッジズ、トム・ハンクス、そしてロバート・デ・ニーロを尊敬する俳優として挙げ、シリアスな俳優を目指す彼は、『セッション』(14)でのドラム演奏もほぼ全て自らこなし、本当に手から血が飛び散る過酷な撮影を耐えた。実在のボクサーを演じる次回作『Bleed for This(原題)』(16)では、厳しいダイエットとトレーニングで体脂肪率18%から6%の肉体改造をやってのけた。

モデルの恋人とおばあちゃんのSNSでプライベートはガラス張り。

モデルで23歳のケリー・スペリーとは3年以上前から交際中。マイルズ自身はツイッターの公式アカウントでときどきツイートする程度でSNSにはあまり熱心じゃないけれど、ケリーはインスタグラムでラブラブな様子をしょっちゅうアップ。ビキニモデルのキャリアより、今はマイルズのそばにいることを優先、9月からはバケーションでハワイなどあちこちに出没。10月半ばには一緒に東京へ旅行し、炉端焼きに店や銀座に足を運んだみたい。ちなみにマイルズのおばあちゃんもツイッターのヘビーユーザーで、ケリーと遊びに来て家でくつろぐ孫のプライベートショットをしばしばアップしている。いい意味での普通っぽさをなくさず、地に足のついたタイプ。オフでフロリダ滞在中、海で溺れかけた見ず知らずの妊婦をケリーと一緒に救助してニュースになったことも。

共演の多いシェイリーン・ウッドリーは大の仲良し。

『ダイバージェント』(14)シリーズのシェイリーン・ウッドリーとは2013年のロマコメ『The Spectacular now(原題)』(13)でも共演。映画賞授賞式やインタビューで同席したときもじゃれ合ったりして親しげだが、デートするような関係じゃないそう。シェイリーンは、「マイルズとは素敵なスクリーンカップルになりたい。ケイト・ウィンスレットレオナルド・ディカプリオみたいに」と公言。マイルズも「彼女とは2年おきくらいで共演したい。仕事の仕方がとてもよく似ているし、彼女はすごく才能があるから」と話している。

率直過ぎて誤解されがち。でも、共演者たちがしっかりフォロー。

優しい顔立ちの反面、ときどき歯に衣着せぬ発言で騒動が巻き起こることも! カバーを飾った某男性誌には、「他人のことを全く気にしない」「嫌なヤツ」などと書かれたこともある。これについて本人自身ツイッターで「ひどい誤解だ」と抗議を行っているが、更にプライベートでも交流のある『ファンタスティック・フォー』(15)の仲間たちも後方から援護射撃。「私の劇中の夫(=マイルズ・テラー)は、ズバ抜けた才能の持ち主で、実にファンタスティックな人」(ケイト・マーラ)、「マイルズ・テラーは素晴らしい俳優だよ」(ジェイミー・ベル)などと投稿している。窮地に陥ったときに手を差し伸べてくれる友人に恵まれたマイルズがうらやましい!

参照元:VOGUE JAPAN

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