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元湘南ベルマーレの韓国人FWがKリーグラウンドベスト11に!“豪快ダイビングヘッド”で勝利に貢献

  • 2022.10.9

Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、10月1~3日に行われたKリーグ1(1部)第34節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。

Kリーグ1第34節MVPは大邱(テグ)FCのブラジル人FWセシーニャ(32)だ。

セシーニャは10月1日、ソウルワールドカップ競技場で行われたFCソウル戦で2ゴールを記録し、大邱FCを3-2の勝利に導いた。

セシーニャは前半37分、ハーフウェイライン付近でボールを持つと、単独ドリブルで敵陣ペナルティアーク前まで突破した後、右足で放ったミドルシュートで先制点を決めた。

さらには後半15分、右サイドからのグラウンダークロスにダイレクトで合わせ、自身2点目をマークした。セシーニャはこの日、今季9~10ゴール目を記録し、シーズン二桁得点を達成した。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)セシーニャ

第34節のベストマッチは、10月1日に全州(チョンジュ)ワールドカップ競技場で行われた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース対浦項(ポハン)スティーラーズだ。

この日の試合では、全北現代が前半11分にバーロウのゴールで先制したが、同30分にコ・ヨンジュンのゴールで浦項が同点に追いつく。以後、両チームは激しい攻防戦を繰り広げてきたが、ハン・ギョウォンが後半12分、27分と2ゴールを決め、全北現代が3-1で勝利した。

また、勝利した全北現代は第34節のベストチームにも選ばれた。

指揮官も元Jリーガー…元湘南FWがベスト11に

 

なお、ベストイレブンにはかつて2018年に湘南ベルマーレでプレーし、現在は江原(カンウォン)FCに所属する元韓国代表FWイ・ジョンヒョプ(31)が名を連ねた。

イ・ジョンヒョプは2日にアウェーで行われた済州(チェジュ)ユナイテッド戦で先発出場。1点リードで迎えた後半16分、MFソ・ミヌ(24)が右サイドから上げたクロスにダイビングヘッドで合わせ、貴重な追加点を決めた。

これでイ・ジョンヒョプは今季通算5点目をマーク。江原FCは2-1で勝利し、済州を抜いて5位に浮上している。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)イ・ジョンヒョプ

ちなみに、江原FCの監督は現役時代にジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)、ジュビロ磐田に在籍したチェ・ヨンス。チームには元柏レイソルのDFユン・ソギョン(32)、元湘南、柏レイソルのMFハン・グギョン(32)などが所属している。

以下、Kリーグ1第34節ベストイレブン。

FW:イ・ジョンヒョプ(江原FC)、オ・ヒョンギュ(水原三星ブルーウィングス)、ハン・ギョウォン(全北現代モータース)

MF:モドゥ・バーロウ(全北現代モータース)、セシーニャ(大邱FC)、イ・チョンヨン(蔚山現代)、チェ・ギユン(蔚山現代)

DF:パク・ジンソプ(全北現代モータース)、チョン・テウク(大邱FC)、コ・ミョンソク(水原三星ブルーウィングス)

GK:ユ・サンフン(江原FC)

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)Kリーグ1第34節ベストイレブン

【翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ】

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