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根菜の味わい豊かな"けんちん汁"

  • 2022.10.7
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根菜類をしっかり炒めてつくる具だくさんのけんちん汁。栄養もたっぷりで、生姜も効いた、いまの季節に食べたい一品です。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

根菜の味わい豊かな"けんちん汁"

■“けんちん汁”のつくり方

具だくさんのすまし汁の代表格。塩味でさっぱりとつくります。生姜の香りを添えるのがポイントです。


◇材料 (2~3人分)

木綿豆腐:1/2丁
にんじん:小1本
ごぼう:50g
しめじ:1/2袋
里芋:小4個
里芋用の塩:少々
胡麻油:大さじ1
だし汁:4カップ
塩:小さじ2/3~1
わけぎ:少々(小口切り)
生姜:適量(すりおろし)


(1)下準備
豆腐は手で粗くほぐしてザルにのせ、水気をきる。にんじんは皮をむいて縦4等分にして、厚さ6mmのいちょう切りにする。ごぼうは皮をこそげてそぎ切りにして水で洗い、水気をきる。しめじは根元を切り落として2~3本ずつにほぐす。

(2)里芋のぬめりを取る
里芋は皮をむいて横半分に切り、塩をふってもみ、水で洗ってぬめりを取る。

(3)炒める
鍋に胡麻油を熱し、豆腐を入れて炒め、1の野菜類と里芋を入れて炒める。

炒める
炒める

(4)煮る
全体に油が回ったらだし汁を注ぎ、煮立ってきたら火を弱めてアクを取り、蓋をして10分ほど煮る。

(5)仕上げる
塩で調味して、さらに5分ほど煮て器に盛り、わけぎを散らし、生姜をのせる。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。


※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:松本祥孝

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