「なにを表す？」新たにできた【地図記号】の意味、正解は？

地図記号には様々な種類がありますが、実は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を円滑に開催するためなどを理由に、新たに“外国人向け”に制定されたものもあることはご存知でしょうか？

今回ご紹介するのもその1つ。一見すると、なにやら食べ物が並んでいるようにも見えますが…。

さて、いったいなにを表す地図記号かわかりますか？

一見するとサンドイッチと飲み物（ペットボトル）が並んでいるようにも見えますよね。

「サンドイッチと言えば…パン屋さん？」とお考えになった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それでは飲み物がちょっと浮いてしまうかも？

着眼点はバッチリですが、少し視点を変えてみましょう！

サンドイッチや飲み物が売っていて、地図記号に制定されるくらい、外国人が日本でよく訪れる場所と言えば…？

そろそろ、ピンときた方も多いと思います。

そう、正解は「コンビニエンスストア／スーパーマーケット」でした！

「え、コンビニエンスストアとスーパーマーケットに、地図記号が存在したなんて！」と、驚かれている方も多いかもしれませんね。

たしかに、日本で暮らす私たちにとっては、どちらもとっても身近な存在。わざわざ地図記号で表示されなくても、どこにあるかすぐにわかりますよね。

しかし、はじめて日本にきた外国人の方々にとっては、どこにあるかはわからない可能性が高いかも。それを踏まえると、たしかに地図記号として表示する重要性は高い気がします…！

ちなみに、「コンビニエンスストア／スーパーマーケット」は日本の地図記号には存在しないそう。ほかにも、「ショッピングセンター／百貨店」も、外国人向けのものしかないそうですよ。

今後も様々な地図記号をご紹介していきますので、お楽しみに！

参考：国土地理院「外国人にわかりやすい地図記号の取り組み」