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「山蘭」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.16
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「山蘭」です。

特に難しい漢字で構成されているわけではない言葉ですが、正解へのカギとなるのは2つ目の漢字の読み方になります。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「山蘭」の読み方!

先述したように、「山」の読み方はとってもシンプル! 今回は「やま」でOKです。

しかし「蘭」は、一筋縄ではいかないかもしれません。なんと、こちらの読み仮名は4文字になります。

つまり、「山蘭」の読み方は「やま○○○○」です。今回は、かなり難易度が高いかもしれませんね…!

それでは、ここで大ヒント! 「山蘭」は「やまあ○○ぎ」と読み、空欄には同じひらがなが入ります。前後から想像して、正しい読み方を当ててみてください!

…それでは、正解を発表します。

正解は「やまあららぎ」でした!

「山蘭」について

「蘭」は「らん」と読むことが多いですよね。美しい花を咲かせることでも知られており、自宅で栽培し鑑賞されている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、「山蘭(やまあららぎ)」は「らん」とはまったく別の植物なんですよ。まずはその正体を、辞書で確認してみましょう!

〘名〙 植物「こぶし(辛夷)」の古名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

正体がわかりましたが、「でも、辛夷(こぶし)ってなに…?」と疑問に思っている方も多いかもしれません。それでは、この植物についても、併せて辞書で確認してみましょう!

〘名〙 モクレン科の落葉高木。各地の山地に生え、観賞用として広く栽植される。(中略)材は器具・建築用。花から香水をつくり、樹皮からこぶし油をとる。蕾(つぼみ)が開く直前の形が子どものこぶしに似ているところからの名。「辛夷」は本来モクレンの漢名だが、慣用的に用いられる。やまあららぎ。こぶしはじかみ。《季・春》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

こちらも観賞用として育てられるほか、ほかにも材木や香水など幅広い用途で使われているんだそう。ちなみに、名前の由来からもわかりますが「辛夷」のほかに「拳」と書くこともできるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「山蘭」は「やまあららぎ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!