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「係う」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.6
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今回ご紹介する難読漢字は「係う」。

「係」は小学生の頃から目にする機会も多いはず。しかし、送り仮名「う」をつけると、読み方に悩んでしまう方も多いかもしれません。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「係う」の読み方!

それでは、早速「係う」の読み方を発表します。

「かかりう」と読んでしまった方は、残念ながら不正解! 「係」は「関係(かんけい)」などの言葉にも使われていますが、残念ながら「けいう」とも読みませんよ。

ヒントですが、「係う」の読み仮名は5文字です。つまり「○○○○う」と読みます。

そして、さらにヒント! 実は、別の漢字でも書くことができるんです。

それは「拘う」…いかがでしょう、そろそろ読み方がわかった方も多いと思います。

それでは、正解を発表!

正解は「かかずらう」でした。

「係う」について

「係う・拘う(かかずらう)」は「係る・拘る・関わる(かかわる)」と同様に、「関係する」という意味で使うこともできます。

しかし、それだけではありません。実は、ほかにも様々な意味を持っているんですよ。中には「関係する」ことに関して、少し限定的な意味もあるんです。

この機会に、辞書で確認しておきましょう!

〘自ワ五(ハ四)〙
① つながりを持つ。関係する。関連がある。かかわる。かかずらわる。かかずりあう。
② 仕事にたずさわる。その事にかかりきりになる。従事する。
③ 現世、俗世と縁を切れないでとどまる。生きながらえる。また、出家せずにいる。
④ 関心を持ってつきまとう。まといつく。
⑤ めんどうな、好ましくない事にかかわりを持って制約される。こだわる。拘泥(こうでい)する。なずむ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

たとえば「急ぎの業務に係い、約束の時間に間に合わない」などのように使うことができます。これは、「係る(かかわる)」では表現できない内容ですよね。

ちなみに「係」には、表外読みでは「つなぐ」という読み方もありますよ。

まとめ

いかがでしたか?

「係う」は「かかずらう」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!