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<SNSトラブル>「行かないで!」消えゆく夫に懺悔して、必死に病室で回復を願うも…!?

  • 2022.10.3
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病院に着くと、パパは緊急手術中のために専用のロビーで待つように言われたM美さん。「私が怯んでいる場合じゃない!」と震えながらついにトラウマだった病院のなかへ足を踏み入れました。

過去のトラウマから呼吸が荒くなり、しゃがみこんでしまうM美さん。しかし、病院のスタッフからパパのひどい怪我の内容を聞き、「夫は助かりますよね? 死んだりしませんよね?」と質問。しかし、「詳しい説明は後で」と言われ、ただ待つしかないM美さんは、自分のせいでパパが事故に遭ったと責め始めて……?

夢のなかで会ったパパに懺悔

「M美、いつかも言ったけど、“私なんて”って言わないで」

「決して自分を卑下しないで。ね、約束だよ」

そう言い残して消えてゆくパパ……。

「あ……パパ……待って! どこに行くの!? 私たちを置いて、どこかに行ったりしないで……!」

「今更遅すぎるかもしれないけれど、私は自分がしてきたことを本当に後悔しているの!いいねのためにパパの夢まで犠牲にして……!SNSより大事なのは家族なのに!」

「もう二度とバカげた誘惑に惑わされないから! だから行かないで! ……お願い!」

パパに向かってM美さんが必死に叫んでいると……

「M美さん! しっかりして! 大丈夫!?」

目の前にはパパではなく、義母の姿が……。

「大丈夫よ、私たちも今着いたところなの。ちょうど先生がいらっしゃったわ」

「ご苦労様です。T男さんですが、出血がかなり多く……今夜が山だと思われます」

「そんな……そんなに悪いんですか……!?」

ショックを受ける義母とM美さん。

「後は本人の生命力です。今から移動しますので、奥のほうにご本人が見えるかもしれませんが、感染症の件もあるので近寄らないでください。」

「近くにいるのに手も握ってやれないなんて……!」

「こんなのあんまりだわ……事故に遭ったのが私だったらよかったのに……!」

「そんなこと言っちゃだめ! 今私たちができるのはあの子を信じることだけ! あの子は小さなころから体が強かったわ! 絶対に大丈夫よ!」

そんな2人のもとにパパが運ばれてきたのですが……!?

自分を責めるM美さんを夢のなかでやさしく気遣ってくれるパパ。そんなパパに懺悔するM美さん……。義母も無事に到着し、医師から告げられたのは「今夜が山」という信じがたい言葉でした。近くへ行って手を握ることも許されないなんて……ツラいですよね。義母の言うように、パパの回復を信じて待つしかありません……!


著者:マンガ家・イラストレーター あこ

ベビーカレンダー編集部

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