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【三鷹】遊具のない小さな公園「井口つばき児童遊園」

  • 2022.10.2
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地域特派員のヒンナです。

この春、三鷹市へ引っ越したので、遊びたい盛りの子どもを楽しく安全に遊ばせることができる公園を探し中です。まだまだ知らない場所がたくさんあります。一人の母親として、子どもと一緒に訪れた生のレポートをお届けしたいと思います。

今回は、「井口つばき児童遊園」へ。前回の「井口はるかぜ児童遊園」に続く“遊具のない公園シリーズ”です。

出典:リビングむさしのWeb
あるのは小さな砂場のみ。

適度な草むらと木、これさえあれば虫捕りがスタート!住宅街の中の小さな公園です。

出典:リビングむさしのWeb
遊具が何もない公園の大切さ・心理学者の石﨑先生

三鷹市内の公園探しの旅を続けている経験と、我が家の引っ越しの多さから、大小・有名無名、様々な公園で遊んできました。その中で最近感じるのは、遊具のない公園の大切さです。素人の私がなんとなく感じていたことを、研究・言語化してくれている先生を発見!「自然体験が子どもの発達に及ぼす影響」を研究テーマにする心理学者・石﨑一記先生です。

外遊びは基本的になにもないところからはじめるほうがいいのです。いまの子どもの多くは、「なになにで遊ぶ」に慣れてしまっていて、「どこどこで遊ぶ」ことが苦手です。なにもない公園に行ってもなかなか遊べない。でも、放っておけばいいんですよ。そうしたら、子どもは自分で遊びを見つけますから。そういうときに、親がなにかを用意してしまうと、結局は「なになにで遊ぶ」を助長することになる。だって、子どもなら、葉っぱ1枚あればずいぶん遊べるものですよ。それなのに、親が「公園に行くんだったらフリスビーがいいかな、バドミントンがいいかな」なんて言い出すから、子どもが遊べなくなる。
子どもは何もない場所でこそ、自分で考えて楽しめる!

石﨑先生のお話、本当にその通りだと感じました。新旧の立派な遊具も楽しいけれど、私たち親が思い込みで、遊具がないと遊べない子にしてしまっていますね。子どもは何もなくても遊びを生み出す力を持っていますね。落ちている石も葉っぱも枝も全てが遊び道具。そして夢中になって虫捕りしていました。

出典:リビングむさしのWeb
水道あり、ベンチあり、日陰なし

かなり古いですがベンチはありました。日陰はないので、真夏はおすすめできません。

出典:リビングむさしのWeb

日々勉強です。まだまだ公園探しの旅は続きます。

井口つばき児童遊園 〒181-0011 東京都三鷹市井口1丁目7−39 0422-45-1151

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